平尾さん闘病の胆管がん 手術困難なケース多く 専門家が解説


  • [公開日]2016.10.31
  • [最終更新日]2017.03.08

 20日に53歳で亡くなった神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネジャー(GM)の平尾誠二さんは、昨秋から胆管細胞がんで闘病していた。かかる人は多くはないが、昨年亡くなった柔道家の斉藤仁さんや女優の川島なお美さんら、若い世代にも発症が目立つ。専門家は「治療の難しいがんの一つ」と指摘し、検査の重要性を強調する。

 胆管細胞がんは、肝臓でつくられた胆汁を十二指腸まで運ぶ管にできるがんだ。

 国立がん研究センターの推計では、新規患者は年間2万6500人(胆のうがんを含む)。がんの中では11番目で、大腸がんの5分の1以下だが、死亡者数で見ると6番目に跳ね上がり、治療の難しさを物語る。平尾さんが約1年の闘病で亡くなったように、長期の生存率も低いのが実情だ。

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http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201610/0009616531.shtml

ニュース選定者:中島 香織
引用元:神戸新聞NEXT
http://www.kobe-np.co.jp/

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