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肺がんとは

肺がんは、気管や気管支、肺胞の細胞ががん化したもので、発生部位別に中心型と末梢型に、また組織別に非小細胞肺がんと小細胞肺がんに分けられます。原因の一つに喫煙が挙げられますが、非喫煙者でも発症する人が増えています。

肺がんの詳細・症状について ▼

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肺がんとは

肺は呼吸をつかさどる臓器です。呼吸は口や鼻から吸った空気が気管から樹枝のように広がった気管支を通って肺胞という小さな袋に入り、そこで血液中の二酸化炭素と空気中の酸素を交換(ガス交換)することにより営まれています。

肺がんは、空気の通り道である気管や気管支、ガス交換の場である肺胞の細胞が何らかの原因でがん化したものです。

肺がんの主たる原因は喫煙で、中心型の扁平上皮がんと小細胞肺がんは喫煙と深く関係しています。しかし、末梢型の腺がん、大細胞がんは喫煙との関連が低く、非喫煙者でも発症します。肺がんの罹患率は40歳代後半から増え始め、高齢になるほど高くなります。肺がんは無症状のうちに進行し、ほかのがんよりも転移しやすいため、治りにくいがんの1つであるといわれています。

肺がんの症状

肺がんが疑われるのは、

1、咳、痰、血痰、呼吸時のゼーゼー音(喘ぜんめい鳴)、息切れ、呼吸困難、声のかれ、胸痛など、呼吸器に関連する症状がみられるとき
2、頭痛、吐き気、手足の麻痺、背部痛、黄疸など肺がんが転移しやすい脳、骨、肝臓などに関連する症状がみられるとき
3、集団検診や定期健康診断で撮影した胸部X線写真で異常がみられたとき

などです。ただ、これらは肺がん特有の症状でないため、自覚症状ないままに健康診断や検診などで見つかる場合があります。よって咳や痰などの症状が長く続く場合には、医療機関を受診することをおすすめします。

肺がんの疾患情報

肺がんの種類と分類

病期(ステージ)は、がんの進行の程度を示す言葉で、肺がんでは、がんの大きさ、広がり、リンパ節やほかの臓器への転移の有無によって決められます。肺がんの治療方針は、組織型と病期でほぼ決まるため、病期の決定は重要です。
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肺がんの治療法

肺がんを治すために行われる治療には、手術、放射線療法、薬物療法 (化学療法)の3つがあります。手術、放射線療法が肺がんそのもの(病巣局所)に的を絞って行われる局所療法であるのに対して、薬物療法は肺がん(病巣)がいくつかある、あるいは肉眼的に限局しているようでも全身にがん細胞が散らばっている可能性がある場合に行われる全身療法であるという点で異なります。
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肺がんの手術療法

手術は根治を目的に、がんが限られた範囲にとどまり、全身状態が手術に耐えられ、術後の呼吸機能が保たれる場合に実施されます。がん病巣の部分だけでなく、病巣のある肺葉や周囲のリンパ節なども一緒に取り除くのが一般的です。手術によって体内のがんをすべて切除し取り除く(根治)ことが可能ですが、術後に肺炎、肺塞栓、膿胸、気管支瘻ろう、声のかすれ、無気肺などの合併症を生じることもあります。
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肺がんの化学療法

非小細胞肺がんの薬物療法には、殺細胞性抗がん剤を用いた化学療法と、分子標的薬を用いた分子標的治療があります。がんの再発・転移を防ぐために、手術や放射線療法と組み合わせて、あるいは単独で行われます。非小細胞肺がんの薬物療法には、抗がん剤によってがんの増殖を抑え、がん細胞を破壊する化学療法と、がん細胞だけが持つ生存・増殖に関与する物質を標的にした分子標的治療があります。
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肺がんの放射線療法

放射線療法では根治をめざすほか、症状緩和、転移や再発の予防などを目的に単独あるいは化学療法との併用で、直線加速器(リニアック)から発生する高エネルギーX線を何度も繰り返し照射する治療が行われます。放射線は、分裂中の細胞のDNAを損傷し、分裂・増殖を阻止します。この性質を利用し、分裂スピードの速いがん細胞を破壊するのが放射線療法です。
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肺がんの遺伝子変異

がんのメカニズムの研究では、遺伝子の変異によってがん細胞を増殖させるスイッチが常にオンの状態になり、がん細胞がかぎりなく増殖する場合があることがわかっています。遺伝子の変異は、生体にとって好ましくない現象ですが、近年、がん遺伝子の変異を応用した新薬が開発され、患者さん一人ひとりの原因に合わせた最も効果の高い治療が行われる「個別化治療」の時代が到来しています。
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肺がんの再発・転移

再発とは、目に見えるがんがなくなった後に再びがんが出現することや、がんが縮小、あるいは安定した状態から増大することです。転移とは、がんが最初に発生した肺とは別の臓器に移動し、そこで増えることをいいます。手術などで肺がんの病巣が完全に消失しても、本当に体内からがん細胞がすべて消え去ったかどうかはわかりません。
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疾患情報は認定NPO法人キャンサーネットジャパンが出版する「もっと知ってほしい 肺がんのこと」より抜粋・転記しております。