胃がんとは

胃がんとは胃という臓器にできるがんであり、胃がんは内側の粘膜に発生して、胃壁の外側へ向かうことで進行します。胃壁は主に6層でできており、内側から順に粘膜層、粘膜筋板、粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜となっています。つまり、胃がんは粘膜層より発生し、進行に伴い漿膜へと近づいていきます。

胃がんの詳細・症状について ▼

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胃がんとは

胃とはみぞおちのやや左側に存在する袋のような形をした臓器です。その役割とは、胃袋とも呼ばれるように食物を一時的に溜めて、その後消化することです。この働きが単なる食物の通り道である食道と違う点です。

胃の構造としては、胃体部、残りの幽門前庭部の2つに大きく分かれます。胃体部は食道から胃の入り口である噴門より始まり胃の3分の2を占め、幽門前庭部は十二指腸へと続く胃の出口である幽門までの残りを占めます。

胃がんは粘膜内の細胞ががん化することで発生すると考えられていますが、がん化は粘膜の炎症による慢性萎縮性胃炎、腸上皮化生を経て起きます。この炎症を引き起こす原因として考えられているものは、喫煙、塩分過多の食事、野菜・果物不足の食事、そしてヘリコバクターピロリ菌の感染です。

胃がんの症状

胃がんの症状は非特異的です。体重減少、食欲不振、上腹部不快感、腹部腫瘤、全身倦怠感、嘔吐、吐血、嚥下困難など、症状としては多種多様です。一般的には胃がんの進行具合によりその症状は異なり、早期胃がんでは上腹部不快感、食欲不振、吐気、嘔吐、嚥下困難などが見られます。

胃がんの疾患情報

胃がんの病期と検査

病期(ステージ)とはがんの進行具合を示す指標です。胃がんの場合、病期はIA、IB、IIA、IIB、IIIA、IIIB、IIIC、IVの8段階に分類され、その進行具合は初期がIAで末期がIV、III期までの進行具合であれば一般的に切除可能の確率が高いとされています。
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胃がんの治療法

主な治療方法としては内視鏡治療、手術療法、薬物療法、放射線療法などです。遠隔転移の有無、がん細胞の深達度、リンパ節転移の有無により治療方針は決まり、早期の胃がんであれば内視鏡治療、ステージIII期までの胃がんであれば手術療法、遠隔転移のあるステージIV期は薬物療法が中心の治療方法となります。
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胃がんの手術療法

手術療法は大きく分けて縮小手術、定型手術、拡大手術の3種類があります。また、ステージI胃がんに適応のある腹腔鏡手術も含めると、一般的に言われる胃がんの手術療法は4種類になります。どの手術療法が適応になるのかは、リンパ節転移の有無、他臓器への遠隔転移の有無を基準に選択されます。
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胃がんの化学療法

胃がんの薬物療法は大きく分けて術前化学療法、術後補助化学療法、化学療法の3種類があります。この3種類の中で術前化学療法は大規模比較試験により明らかな延命効果が証明されていないため、胃がんの薬物療法といえば術後補助化学療法、化学療法の2種類です。術後補助化学療法と化学療法の違いは前者がⅡ期またはⅢ期胃がん患者に対して適応があるのに対して、化学療法は治癒切除不能進行・再発の状態であるⅣ期胃がんの患者を対象に実施する薬物療法です。
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胃がんの化学療法・副作用

胃がんの化学療法により発症する副作用は、抗がん剤や分子標的治療薬の種類によって異なり、また個人差もあります。一般的に発症する副作用としては抗がん剤、分子標的治療薬により大きく異なります。
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