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白血病とは

白血病は血液のがんとよく言われます。造血幹細胞や前駆細胞に遺伝子変異が起きたことによって生じる白血病細胞が骨髄で異常増殖することで正常な血液細胞の増殖・機能を阻害し、骨髄にとどまることなく末梢血中にもあふれ出てくる血液の病気です。

白血病の詳細・症状について ▼

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白血病とは

造血幹細胞は血液を構成する細胞になら何にでもなれる多様性を有した幹細胞で、赤血球、白血球、リンパ球、血小板は、この造血幹細胞から分化して発生します。

その機能が白血病細胞によって阻害されるので、白血病の患者さんでは、たとえば酸素を運ぶ役割を担っている赤血球の働きを阻害することで貧血になったり、白血球は感染症から体を守る役割を担っていますので感染症にかかりやすくなったりします。

また、増えすぎた白血病細胞が行き場をなくしてリンパ節や他臓器に侵入することがあり(臓器浸潤といいます)、これによって臓器に障害をきたすこともあります。

白血病の種類

白血病の分類は大きく分けて急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病の4種類があります。骨髄性とリンパ性の違いは増えてくる細胞が骨髄性のものか、リンパ性のものかによって名称が異なります。

白血病における急性の意味は、造血幹細胞が分化の能力を持っていないことを意味し、一方慢性では分化の能力は持っているということを意味しています。急性では分化が進まない幼弱な細胞が異常増殖します。

白血病の疾患情報

急性リンパ性白血病とは

急性リンパ性白血病では、リンパ球系の細胞が何らかの理由によって異常に増殖する疾患です。この時の理由は主に遺伝子異常であると言われています。症状は急性白血病ですので、造血障害によるものと臓器浸潤によるものの2種類がみられます。急性リンパ性白血病の原因はいまだに解明中ですが、一つ挙げられるのは染色体異常です。
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急性リンパ性白血病の治療

フィラデルフィア染色体が陽性の場合、イマチニブを含む多剤併用化学療法が推奨されています。イマチニブはチロシンキナーゼ阻害薬と呼ばれ、細胞が増殖するのを防ぐことで癌の進行を防いでくれます。フィラデルフィア染色体が陰性で若年者(おおむね30歳まで)であれば小児プロトコールが推奨されます。
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急性骨髄性白血病とは

急性骨髄性白血病は、骨髄芽球が何らかの原因によって異常に増殖する病気です。急性というのは血液細胞の分化能に異常が起きて、骨髄芽球から先へ分化ができないことを示しています。分化ができないので、増えてしまっているわけです。また、小児の場合は遺伝子異常が原因として知られています。
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急性骨髄性白血病の治療

急性骨髄性白血病の治療では、骨髄中の白血病細胞を死滅させることで速やかに患者さんの骨髄機能を回復させることを目標に、多剤併用化学療法を行っています。急性骨髄性白血病の好発は50代ですので比較的高齢者に多いわけですが、若年者よりも化学療法に対する忍容性が低く、治療しているうちに急性骨髄性白血病以外の疾患にかかって死亡するリスクが高いので、治療の方針は若年者と高齢者で分けて考えられることが多いです。
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造血幹細胞移植とは

造血幹細胞移植とは、造血機能が何らかの原因によって異常をきたし、正常な血液細胞を作れなくなった患者さん(レシピエント)に対して、ドナーから提供された造血幹細胞(同種移植)もしくはレシピエントが完全寛解期に予め凍結保存しておいた自分の造血幹細胞(自家移植)を移植し、造血機能を正常に戻すことを目的にした治療です。
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慢性リンパ性白血病とは

慢性リンパ性白血病とは白血病の一種です。白血病は血液中の細胞が異常増殖してしまう疾患で、他の臓器で言う所の癌にあたります(白血病=がん)。原因はいまだに解明されていません。症状としては、白血病細胞が血液や骨髄のみならずリンパ節や髄外組織で増殖することでリンパ節の腫脹や肝脾腫などが見られるようになります。
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慢性リンパ性白血病の治療

慢性リンパ性白血病は慢性に進行していく疾患で、Rai分類やBinet分類にも挙げた通り病期によって生存期間に幅が生じる疾患です。と同時に完全に治癒することが難しい疾患でもあります。ですので、治療の方針としましては(一部の若年者例を除いて)なるべく低リスクの状態を維持することで長期生存の可能性を上げる、という方針になります。
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慢性骨髄性白血病(CML)とは

慢性骨髄性白血病では骨髄性の細胞が異常に増殖します。症状は進行性で、慢性期→移行期→急性転化期と段階的に悪性度が進行します。一般的には、症状がない慢性期で診断されることが多いです。また、多くは染色体異常によって発症することが知られています。
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慢性骨髄性白血病(CML)の治療

CMLの治療の目的は、フィラデルフィア染色体陽性白血病細胞のコントロール(=血液細胞の異常増殖を止めること)と、病気進行の回避にあります。慢性期にはほとんど症状の無いCMLですが、進行して急性転化期になると致命的なことになることもありますので、無症状のうちから治療に当たり、進行を防ぐことが重要になってきます。
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白血病の再発・転移について

急性白血病では完全寛解後も微小残存病変(MRD)が存在していて、それが再び増殖してくることを再発と呼びます。寛解導入療法中や、終了後にも再発が起こる場合があります。慢性骨髄性白血病においては、一度は治療によって、一度は寛解または治癒と判断されたのち、また白血病細胞が出現することを再発、再燃と呼びます。
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