胆道がんとは
日本の「胆道癌取扱い規約」では、肝内胆管に発生したがんは原発性肝がん、それ以外の肝外胆道系に発生したがんは胆道がんと分類されています。発生部位によって、肝外胆管がん、胆のうがん、十二指腸乳頭がんに分けられます。
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胆道がんの検査と診断
胆道がんの検査
胆道がんの診断のために最初に行われる検査は、血液検査と腹部超音波(エコー)検査です。その後、がんの有無やその広がりをさらに詳しく調べるために、CT(コンピュータ断層撮影)検査やMRI(磁気共鳴画像)検査などの画像検査や内視鏡を使った検査をします。さらに詳しく調べる必要がある場合は、内視鏡検査や生検、細胞診を行うこともあります。
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胆道がんの治療
胆道がんの治療の決め方
胆道がんの根治が最も期待できる治療法は手術であるため、まずは病期を正確に判断したうえで、可能な限り手術を行います。手術ができないときには、薬物療法による全身療法を行います。
黄疸が出ている場合には、治療の前にたまった胆汁の処置をします(=胆道ドレナージ)。黄疸は、がんにより胆道がつまり、胆汁の流れがせき止められることが原因なので、チューブを使って体外に出して回収したり(=外ろう)、ステントと呼ばれる管を詰まった胆管の中に入れて胆汁の流れを回復させたりします(=内ろう)。
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