メラノーマ(悪性黒色腫)とは

皮膚悪性腫瘍の1つである悪性黒色腫は、皮膚のメラニン色素を産生するメラノサイト、またはホクロの細胞である母斑細胞が悪性化した腫瘍です。発生原因や病型、発生部位、患者数などは、人種による疫学的な差が大きいのが特徴です。

メラノーマの詳細・症状について ▼

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メラノーマとは

悪性黒色腫は罹患率が10万人あたり6人未満と定められている希少がんに該当し、日本の2012年のデータでは10万人あたり1人、2015年の患者数は約3000人でした。

皮膚悪性腫瘍の中で悪性黒色腫は3番目に多く、全体の12%を占めます。性差はありませんが、高齢化に伴い罹患率は上昇しており、悪性黒色腫による死亡率は過去40年間でおよそ4倍に増加しました。

メラノーマの発生原因

悪性黒色腫の発生原因には遺伝因子、環境因子の双方が考えられていますが、白色人種の方が有色人種より数倍多いこと、紫外線の強い地域に多いことから、白色人種と悪性黒色腫との間には紫外線が介在することが指摘されています。
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メラノーマの疾患情報

メラノーマの外科治療

悪性黒色腫でリンパ節以外の臓器への転移がないIII期までのステージでは、病変を完全に取り除く根治切除術が治療の基本です。米国のNCCN(National Comprehensive Cancer Network)ガイドラインでは、がんの大きさにより推奨されている切除マージンがあり、がん病変の端部から外側を広めに切除します。
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メラノーマの化学療法

悪性黒色腫の薬物療法は、ほぼ化学療法のダカルバジンに頼るしかなかった状況が劇的に変わりました。日本に転機が訪れたのは2014年で、免疫療法薬ニボルマブ(商品名オプジーボ)の登場をきっかけに、治療戦略は現在も進歩し続けています。2018年現在、日本で使用可能な薬剤は、新たに免疫チェックポイント阻害や薬分子標的薬が米国や欧州とほぼ同様の薬物療法が可能になりました。
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