オンコロスタッフ紹介
浅野理沙
東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。
執筆記事一覧
【承認申請】チソツマブ べドチン、化学療法後に増悪した進⾏⼜は再発の⼦宮頸がん対象に製造販売承認を申請
2024.05.01
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ジェンマブ株式会社は4月26日、開発中の抗体薬物複合体(ADC)チソツマブ べドチンの単剤療法について、化学療法後に増悪した進⾏⼜は再発の⼦宮頸がんを対象とした製造販売承認を申請したことを発表した。 ...
【販売開始】新たなPARP阻害薬ターゼナが乳がんと前立腺がんの適応で発売
2024.04.26
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ファイザー株式会社は4月23日、抗悪性腫瘍剤「ターゼナカプセル0.1mg、同0.25mg、同1mg」(一般名:タラゾパリブトシル酸塩)の発売を開始したことを発表した。 ターゼナは、DNA修復など細胞内 ...
【承認申請】アミバンタマブ+ラゼルチニブ、EGFR変異を有する非小細胞肺がんに対する治療として製造販売承認を申請
2024.04.25
- ニュース
ヤンセンファーマ株式会社は4月8日、上皮成長因子受容体(EGFR)及び間葉上皮転換因子(MET)を標的とする二重特異性抗体であるアミバンタマブ(遺伝子組換え)と、経口第3世代EGFRチロシンキナーゼ阻 ...
最新の手術支援ロボットを使った手術実施:高難度症例に対する低侵襲治療に期待
2024.04.24
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国立がん研究センター中央病院は、手術支援ロボット「ダビンチSP」を導入し、高難度症例である頭頸部の手術(中咽頭がん手術)を安全に終了したとを4月15日に発表した。 ダビンチSPは、米国の最新の手術支援 ...
【承認申請】キイトルーダ、進行または再発の子宮体がんに対する一次療法における適応追加承認を申請
2024.04.23
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MSD株式会社は4月12日、抗PD-1抗体「キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」について、進行または再発の子宮体がんに対する化学療法との併用療法において、製造販売承認事項一部変更 ...
化学放射線療法を受けた肺がんの過去症例を検索できる医療情報システム開発:治療計画のサポートに期待
2024.04.22
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アストラゼネカ株式会社と富士フィルム株式会社は4月9日、切除不能なIII期非小細胞肺がん(NSCLC)に対する化学放射線療法の過去症例の検索、および放射線治療計画の表示が可能な医療情報システムを共同開 ...
がんの病理組織から予後を予測する新しい評価指標:PD-L1タンパク質の不均一性に着目
2024.04.19
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国立がん研究センターは4月9日、PD-L1というタンパク質の腫瘍内不均一性と、肺がんの手術後の再発やがんによる死亡との関連を発見したことを発表した。 がんの組織は、遺伝子変異の蓄積や周囲の環境の影響か ...
受動喫煙が肺がんを誘発するメカニズムを解明:受動喫煙回避の科学的根拠に
2024.04.17
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4月16日、国立がん研究センターは「受動喫煙が肺がんの遺伝子変異を誘発することを証明」と題した記者会見を開催。これまで不明であった受動喫煙が肺がんを誘発するメカニズムを初めて明らかにした。 この研究の ...
ゲノム医療の恩恵をより多くの患者さんに届けるために:現状の課題と将来展望
2024.04.15
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4月5日、肺がん医療向上委員会主催のセミナーがオンラインにて開催された。今回はがんゲノム医療に焦点を当てた90分に渡る講演・ディスカッションが行われた。 セミナーの冒頭に、谷田部恭先生(国立がん研究セ ...
JSMO 2024 presidential sessionまとめ
2024.04.09
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2月22日~24日、第21回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO 2024)が名古屋国際会議場で開催された。 がん領域としては国内最大規模の学術集会(学会)であるJSMOでは、毎年多くの注目すべき研究結 ...
【承認】FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル、PIK3CA、AKT1またはPTEN遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性/HER2陰性乳がんに対するカピバセルチブのコンパニオン診断として承認を取得
2024.04.08
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中外製薬株式会社は3月27日、遺伝子変異解析プログラム「FoundationOne(R) CDx がんゲノムプロファイル」について、アストラゼネカ株式会社が3月26日付けで国内における製造販売承認を取 ...
【臨床試験開始】プラチナ抵抗性卵巣がん等を対象とした抗体薬物複合体DS-6000の第2/3相臨床試験
2024.04.05
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第一三共株式会社は4月4日、抗CDH6抗体薬物複合体DS-6000の、プラチナ抵抗性卵巣がん等を対象とした第2/3相臨床試験(REJOICEOvarian01)において、最初の患者さんへの投与を開始し ...
【承認】トルカプ+フェソロデックス併用療法、特定の遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性/HER2陰性進行再発乳がんに対する製造販売承認を取得
2024.04.05
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アストラゼネカ株式会社は3月27日、「トルカプ錠」(一般名:カピバセルチブ)について、フェソロデックス(一般名:フルベストラント)との併用療法で、「内分泌療法後に増悪したPIK3CA、AKT1又はPT ...
【承認】ベスポンサ、小児の再発又は難治性のCD22陽性の急性リンパ性白血病に対し製造販売承認を取得
2024.04.04
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ファイザー株式会社は3月26日、抗悪性腫瘍剤「ベスポンサ 点滴静注用1mg」(一般名:イノツズマブ オゾガマイシン(遺伝子組換え))について、小児の再発又は難治性のCD22陽性の急性リンパ性白血病(A ...
【承認】エルレフィオ、再発または難治性の多発性骨髄腫に対し製造販売承認を取得
2024.04.03
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ファイザー株式会社は3月26日、抗悪性腫瘍剤の抗BCMA/CD3二重特異性抗体「エルレフィオ 皮下注44mg、同76mg」(一般名:エルラナタマブ(遺伝子組換え))について、「再発又は難治性の多発性骨 ...
がん領域におけるリアルワールドデータの構築と利用はどこまで進んだか?:日本の現状と課題を考える
2024.03.27
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2月22日~24日、第21回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO 2024)が名古屋国際会議場で開催された。「会長企画シンポジウム1:Real World Data(RWD)活用に向けた基盤整備」のセッ ...
がん患者さんと家族が 安心して終末期を過ごすために:在宅医療の利点と限界を考える
2024.03.26
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2月22日~24日、第21回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO 2024)が名古屋国際会議場で開催された。「シンポジウ22:ここまでできる!どこまでできる?在宅緩和・終末医療を考える」のセッションの中 ...
【承認申請】ダトポタマブ デルクステカン、ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の転移性乳がんの二次/三次治療を対象に製造販売承認を申請
2024.03.22
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第一三共株式会社は3月14日、抗TROP2抗体薬物複合体であるダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)について、ホルモン受容体(HR)陽性かつHER2陰性(IHC 0, IHC 1+ または ...
【臨床試験開始】日本における大腸がんの腹膜播種に対する積極的切除の意義検証
2024.03.21
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国立がん研究センターは3月14日、腹膜播種を伴う大腸がんに対する積極的切除(完全減量手術)の安全性を評価する臨床試験を2024年4月から開始すると発表した。 大腸がんは進行すると他臓器への転移や腹腔内 ...
再発・難治性多発性骨髄腫における循環腫瘍DNAの意義:変異の特徴を解析し、予後予測モデルを開発
2024.03.19
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国立がん研究センターは3月13日、再発・難治性多発性骨髄腫(relapsed/refractory multiple myeloma:RRMM)における骨髄の形質細胞DNAと循環腫瘍DNA(ctDNA ...