オンコロスタッフ紹介
浅野理沙
東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。
執筆記事一覧
院内がん登録のデータ集計から見えてきたこと:院内がん登録2022年登録例集計などを公表
2024.01.29
- ニュース
1月23日、国立がん研究センターは「院内がん登録2022年登録例集計、2011年10年生存率集計 公表」と題した記者会見を開催。院内がん登録の最新の集計、また小児がん・AYA世代がんの集計についてそれ ...
肺がん治療の最近の変化をキャッチアップ
2024.01.26
- ニュース
1月20日、日本肺癌学会 教育研修委員会企画の『Update in Thoracic Oncology』が開催された。 同セミナーは、診療におけるClinical Questionと将来を踏まえ、最新 ...
適応外・未承認薬を対象とする医師主導臨床研究開始:小児・AYA世代のがん患者さんのドラッグアクセス改善を目指す
2024.01.25
- ニュース
1月19日、国立がん研究センターは「小児・AYA世代がん患者のドラッグアクセスの改善を目指す」と題した記者会見を開催。療薬を患者申出療養制度のもとで使いたいと希望する方を対象に、安全性と治療効果を評価 ...
【承認】レブロジル、骨髄異形成症候群に伴う貧血の治療薬として製造販売承認を取得
2024.01.24
- ニュース
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は1月18日、レブロジル(一般名:ルスパテルセプト(遺伝子組換え))について、骨髄異形成症候群(MDS)に伴う貧血を効能又は効果として、厚生労働省より製造販売承 ...
【承認】PARP阻害剤ターゼナ、国内における製造販売承認を取得
2024.01.23
- ニュース
ファイザー株式会社は1月18日、ポリアデノシン5’二リン酸リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤「ターゼナ(一般名:タラゾパリブトシル酸塩)」について、単剤療法による「がん化学療法歴のある ...
EGFR変異陽性非小細胞肺がんにおける日本の患者と医師の治療選択の傾向調査
2024.01.22
- ニュース
2024年1月9日、医学誌『Cancer Medicine』にて、日本のがん患者および治療医が経口剤または点滴静注剤を選択する際に影響を受ける薬剤の特性に関する調査結果が発表された。 同研究において被 ...
ホルモン受容体陽性/HER2陰性進行乳がん患者さんに新たな治療選択肢:日本主導の国際共同医師主導治験が導いた成功例
2024.01.19
- ニュース
国立がん研究センターは1月15日、同施設主導のもとアジア地域で実施された国際共同医師主導治験(PATHWAY試験)の結果をもとに、パルボシクリブ(製品名:イブランス)の添付文書が改定されたことを発表し ...
ネット検索の落とし穴:間違った情報に気づくために必要なこと
2024.01.18
- オンコロブログ
こんにちは。オンコロ編集部の浅野です。 昨年末に、もっとも権威ある科学雑誌のひとつ「Nature」誌に、とても興味深い論文が掲載されました。タイトルは「Online searches to evalu ...
【試験開始】大腸内視鏡検査において人工知能を用いた検出支援は有効か?:大腸がん検診の質向上に期待
2024.01.17
- ニュース
国立がん研究センターは1月11日、大腸内視鏡検査を受ける大腸がん検診受診者を対象に、人工知能によるコンピュータ検出支援(CADe)を用いた大腸内視鏡検査の有効性を評価する多施設共同臨床試験(試験名:P ...
がん治療と就労支援の実態:緩和的放射線療法を中心に
2024.01.11
- ニュース
11月30日(木)~12月2日(土)、日本放射線腫瘍学会第36回学術大会がパシフィコ横浜ノースにて開催された。 セッション「緩和的放射線治療の普及啓発」の中で、『緩和的放射線治療中の患者の収入・雇用状 ...
スケッチで画像検索が可能なAIシステムを開発:希少疾患なども効率的な検索が可能に
2024.01.05
- ニュース
国立がん研究センターは12月22日、医用画像をデータベースから検索するための新しい人工知能技術を開発したことを発表した。 同研究は、理化学研究所革新知能統合研究センターおよび東京大学先端科学技術研究セ ...
根治的治療で再発リスクの高いHER2陽性早期乳がんに対する術後補助療法としてのカドサイラ、全生存期間を有意に改善
2024.01.04
- ニュース
スイス・ロシュ社は12月8日、術前化学療法後に浸潤性疾患が残存するHER2陽性早期乳がんを対象とした第3相KATHERINE試験の追跡調査データを発表した。 KATHERINE試験は、ハーセプチンおよ ...
BRCAness
2024.01.01
- オンコロ辞典
BRCAnessとは、生殖細胞系列にBRCA1/2遺伝子の変異がないにもかかわらず、相同組み換え修復(DNA二本鎖切断によるDNAの損傷の修復メカニズムのひとつ)の異常(homologous reco ...
【試験開始】ダトポタマブ デルクステカン、2つの第3相試験を開始
2023.12.28
- ニュース
第一三共株式会社は12月19日、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)であるダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)単剤療法またはデュルバルマブ(製品名:イミフィンジ)との併用に関して、トリプル ...
既治療のマイクロサテライト安定性の進行大腸がんに対するニボルマブと抗LAG-3抗体Relatlimabの併用療法、生存期間を改善せず
2023.12.27
- ニュース
米ブリストル マイヤーズ スクイブ社は12月15日、1から4ラインの前治療を有するマイクロサテライト安定性(MSS)の進行大腸がんに対する抗PD-1抗体オプジーボ(一般名:ニボルマブ)と抗LAG-3抗 ...
【承認申請】オプジーボ、根治切除不能な尿路上皮がんに対する効能又は効果の追加を申請
2023.12.22
- ニュース
小野薬品工業株式会社は12月18日、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)点滴静注」について、根治切除不能な尿路上皮がんに対する効能又は効果の追加に係る国内製造販売承 ...
AYA世代肺がん:患者さんの治療、そしてその先にある人生をより良いものにするために
2023.12.21
- ニュース
12月15日、肺がん医療向上委員会主催のセミナーがオンラインにて開催された。今回はAYA世代のがんに焦点を当て、講演・ディスカッションが行われた。 はじめに葉清隆先生(国立がん研究センター東病院 呼吸 ...
【承認申請】アレセンサ、ALK陽性非小細胞肺がんの術後補助療法として適応拡大申請
2023.12.20
- ニュース
中外製薬株式会社は12月15日、経口ALK阻害剤「アレセンサカプセル150 mg」(一般名:アレクチニブ)について、ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)における術後補助療法に対する適応拡 ...
【承認/保険適用】ラジオ波焼灼療法、早期乳がんにおいて薬事承認・保険適用を取得
2023.12.19
- ニュース
国立がん研究センターは12月15日、早期乳がんに対するラジオ波焼灼療法(RFA)による治療が薬事承認・保険適用を取得したことを発表した。 今回の承認は、国立がん研究センターが中心となった実施した「早期 ...
FGFR3異常のある膀胱がんにおける腫瘍免疫微小環境と免疫療法の効果の多様性を解明
2023.12.18
- ニュース
国立がん研究センターと大阪医科薬科大学は12月8日、日本人おける膀胱がんのFGFR (fibroblast growth factor receptor) 遺伝子変異(融合遺伝子を含む)の割合と、変異 ...