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【承認】レブロジル、骨髄異形成症候群に伴う貧血の治療薬として製造販売承認を取得

[公開日] 2024.01.24[最終更新日] 2024.10.03

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は1月18日、レブロジル(一般名:ルスパテルセプト(遺伝子組換え))について、骨髄異形成症候群(MDS)に伴う貧血を効能又は効果として、厚生労働省より製造販売承認を取得したことを発表した。 レブロジルは、造血幹細胞から赤血球への分化過程の後期段階における分化を促進し、成熟した赤血球数の増加を誘導する新規作用機序の治療薬である。 今回の承認は、赤血球輸血依存で IPSS-R によるリスク分類のVery low、Low又はIntermediateに分類されるMDSを対象とした国際共同第3相試験(COMMANDS試験)、海外第3相試験(MEDALIST試験)、および赤血球輸血非依存の低リスクMDS患者を対象とした国内第2相試験(MDS-003試験)の結果にもとづくもの。これらの試験においてレブロジルは、赤血球造血刺激因子製剤の治療歴の有無ならびに赤血球輸血依存・非依存に関わらず、低リスクMDSの貧血に対する高い効果、及び管理可能な安全性プロファイルが示された。 参照元:
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 プレスリース
ニュース 骨髄異形成症候群(MDS) レブロジル

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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