オンコロスタッフ紹介

執筆記事一覧

HER2遺伝子増幅が認められた固形がんに対するエンハーツの有効性を確認:リキッドバイオプシーを使った臓器横断的な医師主導治験を実施

2024.08.14

  • ニュース

国立がん研究センター東病院は8月6日、血液中の遊離DNA(cfDNA)を調べる血液検査(リキッドバイオプシー)でHER2遺伝子増幅が認められた固形がんに対し、抗体薬物複合体であるエンハーツ(一般名:ト ...

結腸・直腸がんに対するフリュザクラ等、新規の抗がん剤が承認へ

2024.08.13

  • ニュース

8月2日に開催された厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、審議事項のうち3製品が、また報告事項のうち3製品が抗がん剤関連であった。 審議品目 フリュザクラカプセル1mg、同カプセル5m ...

「内視鏡手術支援プログラムSurVis-Hys」が医療機器承認を取得:内視鏡下子宮全摘術における医師の臓器認識感度が向上

2024.08.13

  • ニュース

国立がん研究センターは8月8日、同研究センター発のベンチャーである株式会社Jmeesと同研究センター東病院が共同で開発した「内視鏡手術支援プログラムSurVis-Hys」が、2024年8月2日付で厚生 ...

【臨床試験】イフィナタマブ デルクステカン、小細胞肺がんを対象とした第3相臨床試験開始

2024.08.08

  • ニュース

第一三共株式会社は8月2日、抗B7-H3抗体薬物複合体(ADC)であるイフィナタマブ デルクステカン(I-DXd/DS7300)の、再発小細胞肺がん患者を対象とした第3相臨床試験(IDeate-Lun ...

PIK3CA遺伝子変異陽性乳がんに対するPI3K阻害剤inavolisib、日本における独占的開発権および販売権を取得

2024.08.07

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中外製薬株式会社は7月31日、PIK3CA遺伝子変異を有するホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性の進行性乳がんに対して開発中のPI3Kα阻害剤inavolisibについて、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ ...

ホルモン受容体陽性乳がんのこれから:進む治療薬開発と見えてきた課題

2024.08.06

  • 特集

今年の3月に、「内分泌療法後に増悪したPIK3CA、AKT1又はPTEN遺伝子変異を有するホルモン受容体(HR)陽性かつHER2 陰性の手術不能又は再発乳がん」に対して、トルカプ(一般名:カピバセルチ ...

【承認申請】タグリッソおよびイミフィンジ、肺がんに対する新たな承認を申請

2024.08.05

  • ニュース

アストラゼネカ株式会社は7月31日、タグリッソ(一般名:オシメルチニブ)およびイミフィンジ(一般名:デュルバルマブ(遺伝子組換え))のそれぞれの単剤療法について、肺がん治療における化学放射線療法後の治 ...

世界最大規模のデータベース解析によりがん個別化医療の意義を確認:SCRUM-Japan MONSTARプロジェクトの成果を確認

2024.07.24

  • ニュース

国立がん研究センター東病院は7月19日、MONSTARプロジェクトで実施された4つの多施設共同研究に参加された患者さんの分子プロファイル及び治療成績や生存期間等に関する統合解析を行った結果を報告した。 ...

治療介入によりRAS遺伝子が野生型に変化した大腸がんの臨床的特徴を解明:抗EGFR抗体薬の新たな治療標的の可能性

2024.07.23

  • ニュース

がん研究会有明病院と国立がん研究センターは7月19日、転移性大腸がん患者における血漿循環腫瘍DNA(ctDNA:がん細胞から血液中に流出したDNA)を使った解析によって、治療介入によりRAS遺伝子変異 ...

デジタル時代の患者報告アウトカムの活用法:ePRO導入への期待と課題

2024.07.17

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7月5日、肺がん医療向上委員会主催のセミナーがオンラインにて開催された。今回は医療Dx時代に求められる新しい肺がん診療、特にePRO(electronic Patient Reported Outco ...

【承認申請】キイトルーダ+化学療法、切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫に対する承認を申請

2024.07.16

  • ニュース

MSD株式会社は7月1日、抗PD-1抗体キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」について、切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫に対する化学療法との併用において、製造販売承認事項の一部 ...

【添文改訂】EGFR変異陽性の進行肺がんに対するタグリッソ、化学療法との併用が可能に

2024.07.09

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アストラゼネカ株式会社は6月25日、局所進行性または転移性のEGFR変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)に対して、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤であるタグリッソ(一般名:オシメルチニブ)と化学療法との ...

【承認】EZH1/2阻害剤エザルミア、再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫の治療薬として承認を取得

2024.07.08

  • ニュース

第一三共株式会社は6月24日、EZH1/2阻害剤エザルミア錠(一般名:バレメトスタットトシル酸塩)について、日本における「再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)」の効能又は効果に係る製造販売 ...

ASCO 2024:その他のがん

2024.07.02

  • ニュース

悪性黒色腫 切除可能III期悪性黒色腫における術前オプジーボ+ヤーボイの有効性を検討:NADINA試験 NADINA試験は、切除可能III期悪性黒色腫(メラノーマ)において、術前オプジーボ(一般名:ニ ...

切除可能な進行食道がんに対する術前DCF療法のエビデンスを日本から発信:英国学術雑誌への掲載を機に海外へのインパクトにも期待

2024.07.01

  • ニュース

6月27日、国立がん研究センターは「切除可能な進行食道がんへの術前DCF療法が新たな標準治療へ~「The Lancet」に掲載され海外の診療ガイドラインへ一石を投じ世界的な食道がん治療の潮流を変えるタ ...

日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSM、悪性神経膠腫に対する承認を目指す

2024.06.27

  • ニュース

6月25日、国立がん研究センターは「再発・難治性悪性脳腫瘍に対する日本発の新規放射性治療薬64Cu-ATSMの安全性・有効性を確認 -承認申請にむけて、悪性神経膠腫に対する第Ⅲ相比較試験を開始-」と題 ...

ASCO 2024:消化器がん

2024.06.26

  • ニュース

胃がん Claudin18.2陽性HER2陰性進行胃がんにおけるビロイ+mFOLFOX6併用療法の有効性の検討:SPOTLIGHT試験の最終解析 SPOTLIGHT試験は、Claudin18.2陽性H ...

ASCO 2024:乳がん

2024.06.25

  • ニュース

進行期 化学療法未治療のホルモン受容体陽性HER2(超)低発現症例におけるエンハーツの有効性を検討:DESTINY-Breast06試験 同試験の前に既にDESTINY-Breast04において、複数 ...

リンパ腫治療薬ジャイパーカ等、新規の抗がん剤が承認へ

2024.06.25

  • ニュース

厚生労働省は6月24日、新薬等を承認を発表、うち抗がん剤関連が6剤含まれていた。 ジャイパーカ錠50mg、同錠100mg(ピルトブルチニブ) 申請企業:イーライリリー 効能・効果: 他のBTK阻害剤に ...

ASCO 2024:肺がん

2024.06.24

  • ニュース

非小細胞肺がん(NSCLC) 切除不能III期EGFR変異陽性NSCLCにおける化学放射線療法後のタグリッソ地固め療法の有効性を検討:LAURA試験 LAURA試験は、切除不能III期EGFR変異陽性 ...

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