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【承認】EZH1/2阻害剤エザルミア、再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫の治療薬として承認を取得

[公開日] 2024.07.08[最終更新日] 2024.07.08

第一三共株式会社は6月24日、EZH1/2阻害剤エザルミア錠(一般名:バレメトスタットトシル酸塩)について、日本における「再発又は難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)」の効能又は効果に係る製造販売承認事項一部変更承認を取得したことを発表した。 今回の承認は、再発又は難治性のPTCLを対象とした第2相試験(VALENTINE-PTCL01)の結果に基づくものである。 エザルミアは、2019年4月に、再発又は難治性のPTCLの治療を対象として厚生労働省より「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定され、2024年1月に製造販売承認事項一部変更承認申請を行っていた。今回に承認により同剤は、PTCL治療を対象に承認された世界で初めてのEZH1/2阻害剤となった。 なお、エザルミアは日本国内において、「再発又は難治性の成人T細胞白血病リンパ腫」の適応で2022年9月に製造販売承認を取得し、同年12月より販売されている。 参照元:
第一三共株式会社 プレスリリース
ニュース 悪性リンパ腫 EZH1/2

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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