島津製作所、乳がんの転移をカメラで術中診断


  • [公開日]2016.09.04
  • [最終更新日]2016.09.04

島津製作所は2016年8月29日、乳がんの手術時にリンパ管を可視化し、転移の診断を支援する近赤外光カメラシステム「LIGHTVISION」を発売した。これにより、医療用近赤外光カメラ市場に参入する。

 乳がんの手術では一般に、がん細胞の転移を診断するために、センチネルリンパ節と呼ぶリンパ節を切除し診断する。センチネルリンパ節への転移がなければ、腋窩リンパ節の切除を省略し、リンパ浮腫の発症を防ぐことができる。ただし、センチネルリンパ節は肉眼では特定できないため、従来は色素法や放射線アイソトープ法で同定していた。

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http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/082903762/?ST=health

ニュース選定者:中島 香織
引用元:日経デンタルヘルス
http://techon.nikkeibp.co.jp/ndh/

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