肺がんのステージ(病期)

病期(ステージ)は、がんの進行の程度を示す言葉で、肺がんでは、がんの大きさ、広がり、リンパ節やほかの臓器への転移の有無によって決められます。肺がんの治療方針は、組織型と病期でほぼ決まるため、病期の決定は重要です。

がんの病期(ステージ)は、がんができた場所やがんの大きさ、広がり、がん細胞や組織の性質、リンパ節やほかの臓器への転移など、病気の経過に強い影響を及ぼす客観的な指標を組み合わせて決められます。肺がんの病期は、国際対がん連合(UICC)により決められているTNM分類(改訂第7版、2010年1月)を用いて決定されます。


「UICC TNM分類改訂第7版」以降、TNM分類による肺がんの病期分類は従来からの非小細胞肺がんだけでなく、これまでは限局型と進展型に病期分類されていた小細胞肺がんにも適用されることになりました。

肺がんでは、組織型にかかわらず①最初に発生した肺がんがどの程度大きくなり、どこまで広がっているかをみるT因子(原発腫瘍primary Tumorの状況)、②リンパ節への転移とその広がりをみるN因子(所属リンパ節regional lymph Nodesの状況)、③リンパ節以外のほかの臓器への転移とその広がりをみるM因子(遠隔転移distant Metastasisの状況)の3つの因子を組み合わせて、病期を0期、ⅠA期、ⅠB期、ⅡA期、ⅡB期、ⅢA期、ⅢB期、Ⅳ期の8つに分類します。

0期に近いほど、がんが小さくとどまっており、Ⅳ期に近いほど、がんが広がっています。

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肺がんの種類

肺がんの種類は非小細胞肺がんと小細胞肺がんの大きく2つに分けられます。肺がんの組織型は、非小細胞肺がんが「腺がん」、「扁平上皮がん」、「大細胞がん」に分けられ、非小細胞波肺がんは「小細胞がん」で、それぞれ性質や経過、治療方法および治療効果が異なります。さらに発生部位別に肺の入り口付近の太い気管支にできる中心型(肺門型)肺がんと肺の奥のほうにできる末梢型(肺野型)肺がんに分けられます。


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本コンテンツは認定NPO法人キャンサーネットジャパンが出版する「もっと知ってほしい 肺がんのこと」より抜粋・転記しております。


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