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RECIST レシスト

[公開日] 2016.11.07[最終更新日] 2016.11.07

RECISTとは、固形がんに対する治療が効いているか、効いていないかという判定に用いる評価基準です。Response Evaluation Criteria in Solid Tumorsの略であり、レシストといいます。 治療開始前に腫瘍の大きさをCTなどの画像診断で計測し、大きな腫瘍5つを選びそれを標的病変と呼び、それ以外の腫瘍を非標的病変と呼びます。これらの病変の治療経過中の腫瘍の大きさの変化を「完全奏功:CR(Complete Response)」「部分奏功:PR(Partial Response)」「安定:SD(Stable Disease)」「進行:PD(Progressive Disease)」と表わします。 標的病変に関しては以下のように定義されます。 ・「完全奏功」はすべての標的病変の消失もしくはリンパ節の場合は短径10㎜未満に縮小 ・「部分奏功」は治療開始前より30%以上縮小 ・「進行」は治療経過中に最も腫瘍が小さい時より20%以上腫瘍が増大もしくは径にして5㎜以上の増大 ・「安定」は「部分奏功」と「進行」の間の状態 臨床試験では「完全奏功」「部分奏功」を割合を「奏効率」と定義したり、「完全奏功」「部分奏功」および「安定」の状態から「進行」に至るまでの期間を「無増悪生存期間」として評価する時などに用います。 詳しく知りたい方は以下を参照 固形がんの治療効果判定のための新ガイドラインRECISTガイドライン version1.1(JCOG) 作成:株式会社インテリム logo
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株式会社 インテリム

2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。

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