オンコロスタッフ紹介

執筆記事一覧

EGFR遺伝子変異陽性進行肺がんに対するタグリッソ+化学療法、タグリッソ単剤療法に比べて無増悪生存期間を有意に改善

2023.05.23

  • ニュース

英アストラゼネカ社は5月17日、局所進行(IIIB~IIIC期)または転移性(IV期)上皮増殖因子受容体(EGFR)変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)を対象にしたFLAURA2試験(NCT04035 ...

ルスパテルセプト、骨髄異形成症候群(MDS)に伴う貧血の治療薬として製造販売承認を申請

2023.05.22

  • ニュース

ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社は5月18日、赤血球成熟促進薬であるルスパテルセプトについて、低リスク骨髄異形成症候群(MDS)に伴う貧血に対する適応症の取得を目的として、日本国内における製造 ...

抗PD-1抗体キイトルーダ、HER2陰性の胃腺がんまたは食道胃接合部腺がんに対する化学療法との併用で承認を申請

2023.05.17

  • ニュース

MSD株式会社は5月12日、抗PD-1抗体「キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))」について、HER2陰性の胃腺がんまたは食道胃接合部腺がんに対する化学療法との併用療法としての製造販 ...

この1年、肺がんの薬物治療はどのように進歩した?

2023.05.10

  • ニュース

4月28~30日に第63回日本呼吸器学会学術集会が、東京国際フォーラムにて開催された。今回は現地を主体とした開催形式であり、当日多くの参加者が現地に集まった。 会期1日目に腫瘍部会からの報告として、「 ...

AmoyDx 肺癌マルチ遺伝子PCRパネル、 新たにKRAS遺伝子変異(G12C)およびRET融合遺伝子も保険適用に

2023.05.09

  • ニュース

株式会社理研ジェネシスは5月1日、複数の抗悪性腫瘍剤に対するコンパニオン診断薬である体外診断用医薬品「AmoyDx(R) 肺癌マルチ遺伝子PCRパネル(以下、AmoyDx)」について、7種のドライバー ...

日本におけるリアルワールドデータのこれから~収集から利活用まで~

2023.05.09

  • ニュース

4月28~30日に第63回日本呼吸器学会学術集会が、東京国際フォーラムにて開催された。今回は現地を主体とした開催形式であり、当日多くの参加者が現地に集まった。 会期2日目に、会長特別企画3として「肺が ...

患者さんの病状だけでなく生活を意識した肺がん治療を

2023.05.02

  • ニュース

4月28~30日に第63回日本呼吸器学会学術集会が、東京国際フォーラムにて開催された。今回は現地を主体とした開催形式であり、当日多くの参加者が現地に集まった。 今回は、「若手シンポジウム9 / 患者の ...

アンブレラ試験

2023.04.01

  • オンコロ辞典

アンブレラ試験とは、ある特定のがん種において複数の遺伝子を調べ、遺伝子異常の種類に対応した薬剤を選択する試験のことです。逆にある特定の遺伝子変異を持つ症例をがん種横断的に集めた試験を、バスケット試験と ...

cfDNA(cell free DNA)

2023.04.01

  • オンコロ辞典

cfDNA(cell free DNA)とは、壊れた細胞に由来し、血液中に遊離したDNAのことです。特に、破壊されたがん細胞由来のcfDNAのことを、ctDNA(circulating tumor D ...

ADCP(抗体依存性細胞貪食)活性

2023.04.01

  • オンコロ辞典

ADCP活性とは、異物として認識された標的細胞の表面にある抗原に抗体が結合することで、貪食活性(異物を取り込んで消化する働き)を持つ細胞が呼び寄せられ、標的細胞を除去する働きのこと。 がん細胞の抗原特 ...

エピジェネティクス

2023.04.01

  • オンコロ辞典

エピジェネティクスとは、細胞分裂後も引き継がれる遺伝子発現・細胞表現型を制御するシステムのことです。DNAの配列変化を伴わず、DNAやDNAの巻き付いたタンパクであるヒストンの修飾によって、細胞の発生 ...

再発

2023.04.01

  • オンコロ辞典

再発とは、治療により一度がんの消失を確認した後、再びがんが現れることです。最初に治療したがんと同じ場所、あるいは近くにがんが現れる「局所再発」に加え、他の臓器に「転移」として見つかる場合もあります。 ...

CPS(Combined Positive Score)

2023.04.01

  • オンコロ辞典

CPSとはCombined Positive Scoreの略です。腫瘍におけるPD-L1発現を、免疫組織化学染色(IHC)により算出したスコアのことで、腫瘍細胞に加えて、リンパ球、マクロファージといっ ...

重複がん

2023.04.01

  • オンコロ辞典

重複がんとは、1人の患者さんの異なる臓器に発生するがんのことです。一つの臓器内に複数のがんが発生する「多発がん」や、1つの臓器に発生したがんが進行した結果他の臓器で増殖する「転移がん」とは異なる概念で ...

ヒトパピローマウイルス(HPV)

2023.04.01

  • オンコロ辞典

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは、接触により皮膚や粘膜の上皮細胞を介して、ヒトからヒトへ感染するウイルスのことです。 100種類以上の型があり、手指・顔面・性器などに特有の乳頭腫(イボ)を作ります ...

耐性

2023.04.01

  • オンコロ辞典

耐性とは、治療の効果が得られなくなることをいいます。 治療開始当初から有効性が見られない場合を「初期耐性」と言い、そのメカニズムの解明は、治療効果予測や適切な治療選択につながると考えられます。 一方、 ...

患者さんが納得できる治療実現に向けたガイドラインの役割

2023.03.29

  • ニュース

3月24日、肺がん医療向上委員会主催のセミナーがオンラインにて開催された。今回はガイドラインに焦点を当てた、90分に渡る講演・ディスカッションが行われた。 まず滝口 裕一先生(ガイドライン検討委員会 ...

院内がん登録、ネット・サバイバルによる初集計結果を公表

2023.03.16

  • ニュース

国立がん研究センターは、院内がん登録情報を用いて、2014-2015年診断例(2カ年)の5年生存率、2010年診断例の10年生存率集計結果を報告書にまとめ、3月13日に記者会見を開催した。 今回の解析 ...

世界最大の胃がんゲノム解析でびまん型胃がんの発症要因などを同定~予防・治療法開発へ向け前進~

2023.03.15

  • ニュース

国立がん研究センター研究所のがんゲノミクス研究分野分野長の柴田龍弘氏を中心とする国際共同研究チームは、世界最大となる胃がんゲノム解析を実施。3月14日に記者会見を開催し、研究結果を発表した。なお、今回 ...

自由診療で行われる再生医療の治療計画、25.1%で安全性の科学的根拠が不十分

2023.03.01

  • ニュース

2月28日、国立がん研究センターは「自由診療で行われる再生医療の審査に関する課題を調査 今後の制度改正に期待」と題した記者会見を開催。調査の結果は、学術誌「Stem Cell Reports」に2月2 ...

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