オンコロスタッフ紹介

執筆記事一覧

不完全切除 R1切除 R2切除

2016.10.26

  • オンコロ辞典

不完全切除とは、手術にて腫瘍が完全にとり切れなかったことです。肉眼でとり切れなかった場合の他、顕微鏡で確認しても腫瘍が残っていた場合のこともいいます。肉眼でも腫瘍が残存していることがわかる場合をR2( ...

プラセボ

2016.10.26

  • オンコロ辞典

プラセボとは、薬の有効成分を含まない薬のことです。偽薬ともいわれます。本物の薬だと信じ込んでこのプラセボを服用すると、薬を飲んだという安心感からか、有効成分を含まないにもかかわらず効果を現すことがあり ...

敗血症

2016.10.26

  • オンコロ辞典

感染症の一種。肺炎や腎盂腎炎(じんうじんえん)など生体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群。抗がん薬投与や放射線治療を受けて白血球数が低下 ...

発現

2016.10.26

  • オンコロ辞典

さまざまな生体機能をもつたんぱく質の合成を通じて具体的に現れること。 ×

ドセタキセル

2016.10.26

  • オンコロ辞典

ドセタキセルとは商品名タキソテール(後発品もあります)という抗がん剤で微小管阻害薬の一つです。細胞分裂に関与する微小管(チューブリン)の働きを阻害してがん細胞の増殖を抑えます。通常、乳房、肺、胃、頭頸 ...

特異的

2016.10.26

  • オンコロ辞典

抗体の、特定の抗原とだけ反応すること。また、酵素の、特定の基質と結合することによってだけ作用すること。 ×

トラスツズマブ

2016.10.26

  • オンコロ辞典

トラスツズマブとは商品名ハーセプチンという抗がん剤で分子標的薬の一つです。がん細胞の増殖に関わるHER2(ハーツー)というタンパク質の働きを選択的に抑えることにより、がん細胞の増殖を抑えます。通常、H ...

トリプルネガティブ乳がん

2016.10.26

  • オンコロ辞典

トリプルネガティブ乳がんとは、エストロゲン受容体・プロゲステロン受容体・HER2の3つ(トリプル)が腫瘍細胞に発現していない(ネガティブ)乳がんのことです。現在、乳がん全体の15~20%ぐらいがこのト ...

治癒切除

2016.10.26

  • オンコロ辞典

治癒切除とは、手術にて肉眼はおろか顕微鏡で確認しても腫瘍がとり切れたことです。R0(あーるぜろ)切除や完全切除ともいいます。手術にて腫瘍を取り除いた場合、全ての切断面などを顕微鏡で確認します。結果、切 ...

術中洗浄細胞診

2016.10.26

  • オンコロ辞典

術中洗浄細胞診とは、手術の際に胸腔や腹腔内に生理食塩水を注入し、攪拌などの操作をしない状態で洗浄液を回収し、肉眼的に明らかでないがん細胞を顕微鏡で観察して見つけようとする検査方法です。がん細胞が胸腔や ...

重粒子線

2016.10.26

  • オンコロ辞典

重粒子線とは、放射線の一種で、ヘリウムより重い炭素、ネオン、アルゴンなどの粒子線を指します。同じ放射線であるX線と比べて、細胞を殺す能力は強力です。また、ある一定の距離までは作用が弱く、消滅する直前に ...

周術期

2016.10.26

  • オンコロ辞典

周術期とは、術前・術中・術後の期間のことです。具体的には、ある手術をする上で、その手術に関わる入院、麻酔、手術、回復を含めた一連の期間を指します。 ×

抗体

2016.10.26

  • オンコロ辞典

抗体とは、B細胞というリンパ球が産生する免疫応答に重要な役割を担うタンパク質です。抗体は特定の分子(抗原)を認識して結合します。 体外から異物が侵入してきたとき、B細胞からその異物に結合できる抗体が産 ...

血管新生

2016.10.26

  • オンコロ辞典

血管新生とは、既存の血管から伸長して新しい血管を形成することです。がんが大きくなるには酸素や栄養が必要となります。これらは血液により供給されるため、がんが大きくなる際には新たな血管の形成が必要となりま ...

原発性

2016.10.26

  • オンコロ辞典

原発性という言葉は、原発性〇〇というかたちで病名に使われる接頭語です。例えば原発性肺高血圧症、原発性硬化性胆管炎などがあり、その臓器に病気の原因があるときに原発性と付けます。対義語に、二次性という言葉 ...

がん性皮膚潰瘍臭(がんせいひふかいようしゅう)

2016.10.26

  • オンコロ辞典

がん性皮膚潰瘍臭とは、腫瘍が皮膚まで入り込んでしまい臭気を産生する菌が増殖することによって放たれる臭いです。 がんは進行するとときに表皮に出てきてしまい、組織が盛り上がったり崩れてしまったり浸出液が発 ...

完全奏効 (Complete Response;CR)

2016.10.26

  • オンコロ辞典

完全奏功とは、治療効果の指標であり、がんが全て消失したことを意味します。略語表記はCR(しーあーる)、英語ではcomplete responseです。治療効果判定は、固形がんであればCT画像評価、血液 ...

疫学

2016.10.26

  • オンコロ辞典

疫学とは、ある集団においての健康に関連する状況や分布を研究する学問です。状況や分布状況を研究することによって、健康問題の解決を図ることも行います。病気や健康についての仮説を立て、集団のデータを集め検証 ...

完全切除(かんぜんせつじょ)

2016.10.26

  • オンコロ辞典

完全切除とは、手術にて肉眼はおろか顕微鏡で確認しても腫瘍がとり切れたことです。R0(あーるぜろ)切除や治癒切除ともいいます。手術にて腫瘍を取り除いた場合、全ての切断面などを顕微鏡で確認します。結果、切 ...

Intention-to-treat analysis

2016.10.26

  • オンコロ辞典

無作為に割り付けても、はじめに指定された治療どおりにしない対象者が実際にはいます。副作用や治療反応性が乏しいために従来の治療に移行させられる場合もあります。この問題を解決するために考えられたのがInt ...

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