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がん性皮膚潰瘍臭(がんせいひふかいようしゅう)
[公開日] 2016.10.26[最終更新日] 2016.10.26
がん性皮膚潰瘍臭とは、腫瘍が皮膚まで入り込んでしまい臭気を産生する菌が増殖することによって放たれる臭いです。
がんは進行するとときに表皮に出てきてしまい、組織が盛り上がったり崩れてしまったり浸出液が発生したりします。これを皮膚潰瘍といいます。この部位ではがん細胞が増殖・死滅を繰り返していますが、その部位に細菌が感染し、強い臭いを発生してしてしまいます。がん性皮膚潰瘍臭は特に乳がんの終末期に多く認められます。
2015年5月に、この臭いを改善するロゼックス®ゲルという塗り薬が初めて日本で承認されました。
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