オンコロスタッフ紹介

執筆記事一覧

血管透過性

2018.01.30

  • オンコロ辞典

血管透過性とは、血管とその周りの組織との間で起こる水分や栄養分などの移動のことです。正常な血管では、水分や糖、アミノ酸といった小さな物質は血管壁を透過しますが、タンパク質などの大きな物質は血管壁を通過 ...

ケラトアカントーマ

2018.01.30

  • オンコロ辞典

ケラトアカントーマとは、比較的まれな「できもの」で、外見はピンク色または肌色で半球状に盛り上がり中央部はへこんで、鱗屑(ろんせつ:皮膚の表面の角質細胞が、細かくはがれ落ちたもの)がみられるか、かさぶた ...

血栓塞栓症

2018.01.30

  • オンコロ辞典

血栓塞栓症とは主に手足などの静脈の中で、何らかの原因により血液が凝固してかたまり(血栓)が生じ、そのかたまりが血管内の血流を妨げ、血管が狭くなったり(狭窄)、血流が滞ったり(閉塞)・炎症が生ずる疾患の ...

過敏症

2018.01.30

  • オンコロ辞典

過敏症とは感受性が亢進することをいい、普通は反応を示さない程度の弱い刺激に鋭敏に反応して、一定の症状を呈するような状態をいいます。アレルギーと同義に用いられることもあります。症状としては、皮膚のかゆみ ...

横断研究

2018.01.30

  • オンコロ辞典

横断研究とは、ある集団の、ある一時点での健康状態や病気の有無と、その原因と考えられる要因が有るか無いかを同時に調査し、関連性を明らかにする臨床研究の方法です。例えば、健康診断時に日ごろから運動をする習 ...

MCL-1

2018.01.30

  • オンコロ辞典

MCL-1とは様々な細胞において細胞死(アポトーシス)を抑制する働きを持つことが知られているタンパクです。不要な細胞や老化した細胞のアポトーシスは、細胞表面に存在する受容体にさまざまな刺激が引き金とな ...

イソクエン酸デヒドロゲナーゼ2(IDH2)

2018.01.30

  • オンコロ辞典

イソクエン酸デヒドロゲナーゼとはイソクエン酸脱水素酵素といいます。生物はブドウ糖をエネルギー源の一つとしていますが、ブドウ糖は細胞内で解糖系やクエン酸回路といった代謝過程を経て分解されエネルギーが取り ...

医療機関ネットパトロール

2018.01.30

  • オンコロ辞典

医療機関ネットパトロールとは、医療機関のホームページにうそや大げさな表示があった場合に通報を行うウェブサイト(http://iryoukoukoku-patroll.com/)のことです。これは、厚生 ...

安全性プロファイル

2018.01.30

  • オンコロ辞典

安全性プロファイルとは、治験などによって得られた有害事象(副作用)に関する情報一覧のことです。有害事象はがん治療を受ける際に多くの患者さんが経験されるものですので、重篤なものや発現頻度の高いものなどに ...

悪心

2018.01.30

  • オンコロ辞典

“悪心(おしん)”とは心窩部や前胸部のムカムカとした不快感のことで、嘔気とも言われます。原因は様々ですががん治療に関連したものでは①化学療法による副作用②放射線治療による副作用 ...

ROS-1

2017.12.20

  • オンコロ辞典

ROS-1とは、細胞増殖に関わるチロシンキナーゼと呼ばれる酵素タンパクの一つです。ROS-1をコードしている遺伝子に変異(ROS-1融合遺伝子)が生じるとROS-1が異常に活性化し、細胞ががん化するこ ...

毛細血管拡張性運動失調症変異(ATM)タンパク

2017.12.20

  • オンコロ辞典

毛細血管拡張性運動失調症変異(ATM)タンパクとは、遺伝子を構成しているDNAが障害を受けた際に、DNAを修復し、細胞のがん化、老化を防止する働きを持つタンパク質です。毛細血管拡張性運動失調症患者では ...

無増悪期間(TTP)

2017.12.20

  • オンコロ辞典

無増悪期間(TTP:Time to Progression)とは、がんの臨床試験の評価項目の一つです。がんの臨床試験において、症例登録日または治療開始日から腫瘍の増殖が進行するまでの期間のことをいいま ...

併用療法

2017.12.20

  • オンコロ辞典

併用療法とは、複数の治療を同時や逐次に行う治療法や1回の薬物療法で複数のお薬を投与する治療です。併用療法が行われる主な目的は、1剤での治療と比べて有害事象をできるだけ増やさないようにしながら効果を高め ...

ファルネシルトランスフェラーゼ (FT)

2017.12.20

  • オンコロ辞典

ファルネシルトランスフェラーゼとは、細胞の増殖、遊走に関わるタンパク質の一つであるRasを活性化する酵素です。がん細胞の中にはRasが異常に活性化しているものがあり、ファルネシルトランスフェラーゼがR ...

BRAF-V600

2017.12.20

  • オンコロ辞典

BRAF-V600とは、BRAFタンパクを構成しているアミノ酸の内、600番目のバリン(Valine)のことをいいます。BRAFは細胞の増殖に関与しており、メラノーマ、肺癌、大腸癌等ではBRAFに変異 ...

The New England Journal of Medicine

2017.12.20

  • オンコロ辞典

The New England Journal of Medicineとは、アメリカのマサチューセッツ内科外科学会 によって発行されている医学雑誌で、世界で最も権威のある医学雑誌といわれています。今か ...

毒性コントロール

2017.12.20

  • オンコロ辞典

毒性コントロールとは、がん治療を行う際の有害事象を発現させないように、または発現している有害事象を重症化させないように工夫することです。主に治療は放射線療法と薬物療法が対象になります。薬物療法では、有 ...

中枢神経系(CNS)

2017.12.20

  • オンコロ辞典

中枢神経系とは、神経系の中で多数の神経細胞が集まって大きなまとまりになっている領域のことであり、脳と脊髄からなります。脳は大きく大脳、小脳、脳幹の3つに分けられます。ヒトでは特に大脳が発達しており、思 ...

Tanner分類

2017.12.20

  • オンコロ辞典

Tanner分類とは、思春期における第二次性徴の成熟を評価する尺度のことをいいます。男女とも1度(思春期が始まらない)~5度(成人の成熟状態)の5段階で評価します。小児がんを治療すると晩期合併症として ...

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