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厚生労働省 がん対策推進基本計画 10年で死亡率17%減も現状目標未達

[公開日] 2015.05.24[最終更新日] 2015.05.24

5月20日、がん対策推進基本計画の中間評価を行っている厚労省の「がん対策推進協議会」は目標として掲げた「がんの年齢調整死亡率(75歳未満)の20%減少」の達成が困難との予測を示しました。 死亡率の目標は2005~15年の10年間で死亡率を20%低下するというものであったが、17%低下程度となると示し、達成度は85%程度にとどまる見込みとのことです。 「死亡率20%の減少」という目標根拠として、『喫煙率低下』、『がん検診受診率向上』、『がん医療の均てん化(地域差などがなく医療が受けられるようにすること)』を設定していたが、いずれも目標未達になるとの予測も示しています。 がん対策推進基本計画の概要はコチラ(別サイトに飛びます) <オンコロスタッフコメント> 検査確度があがっているため罹患数は上昇しており、罹患数100万/年も間もなくです。 個人見解としては、目標値には届いていませんが、その中で死亡率が17%と下がっているのは素晴らしいとも思います。 上記のうち個々人の問題は喫煙率とがん検診受診率でしょうか。 私も含み、国民の意識が変化しなければならないところですね。(カチ)
ニュース がん一般

3Hメディソリューション株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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