あなたは医師ですか。
シスプラチン不適応の筋層浸潤性膀胱がんに対するパドセブ+キイトルーダ、生存期間を有意に改善 アステラス製薬
[公開日] 2025.08.18[最終更新日] 2025.08.14
アステラス製薬株式会社は8月12日、シスプラチン不適応の筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)を対象に、米ファイザー社と共同で開発を進めているネクチン-4を標的とした抗体薬物複合体パドセブ(一般名:エンホルツマブ ベドチン)と米メルク社の抗PD-1抗体キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)の併用療法の有効性・安全性を検討した第3相EV-303試験(KEYNOTE-905試験)の結果を報告した。
EV-303試験は、シスプラチンベースの化学療法に不適応または拒否したMIBCを対象に、術前・術後療法としてのパドセブ+キイトルーダ併用療法、キイトルーダ単剤療法、現在の標準療法である手術単独(膀胱全摘除術)の3群を比較した試験(日本も参加中)。今回は、併用療法群と手術単独群の比較の結果が発表された。
中間解析の結果、併用療法群は手術単独群と比較して、主要評価項目である無イベント生存期間(EFS)、副次評価項目である全生存期間(OS)および病理学的完全奏効(pCR)率を有意に改善した。また、併用療法による安全性は、以前に報告された試験結果と同等であった。
結果の詳細は、今後の学会等で発表予定である。
なお、シスプラチンベースの化学療法に適応のあるMIBCについては、術前・術後療法としてのパドセブ+キイトルーダ併用療法を評価する第3相EV-304試験(KEYNOTE-B15試験)が進行中である(日本も参加中)。
参照元:
アステラス製薬株式会社 ニュース
ニュース
膀胱がん
エンホルツマブ ベドチンキイトルーダパドセブペムブロリズマブ筋層浸潤性
治験・臨床試験
一覧を見る
リサーチ・調査
一覧を見る
ニュース
一覧を見る
イベント
一覧を見る
動画
一覧を見る
体験談
一覧を見る
患者会
一覧を見る
ログインいただくと特定のがん種の最新情報をお知らせしたり、チャットでご相談していただけるようになります。



