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既治療の再発または難治性の濾胞性リンパ腫に対するエプキンリ+リツキサン+レブラミド、奏効率および無増悪生存期間を有意に改善 デンマーク・ジェンマブ社

[公開日] 2025.08.14[最終更新日] 2025.08.13

デンマークのジェンマブ社は8月7日、既治療の再発または難治性の濾胞性リンパ腫に対するエプキンリ(一般名:エプコリタマブ)+リツキサン(一般名:リツキシマブ)+レブラミド(一般名:レナリドミド)の有効性・安全性を検討した第3相EPCORE FL-1試験において、主要評価項目を達成したことを発表した。 EPCORE FL-1試験は、1回以上の全身療法歴を有する再発または難治性の濾胞性リンパ腫において、リツキサン+レブラミド併用療法に対する二重特異性抗体エプキンリの追加効果を検証した試験(日本も参加中)。主要評価項目は、全奏効率(ORR)および無増悪生存期間(PFS)であった。 今回の中間解析において、ORRはエプキンリ併用群で有意に高く(p<0.0001)、またPFSの中央値も有意な延長が認められた(ハザード比:0.21、p<0.0001)ことが報告された。詳細は、12月の米国血液学会(ASH)にて発表予定である。 なお濾胞性リンパ腫におけるエプキンリは、日本では単剤療法として既に承認されている。 参照元: ジェンマブ社 News
ニュース 悪性リンパ腫 エプキンリエプコリタマブ濾胞性リンパ腫

浅野理沙

東京大学薬学部→東京大学大学院薬学系研究科(修士)→京都大学大学院医学研究科(博士)→ポスドクを経て、製薬企業のメディカルに転職。2022年7月からオンコロに参加。医科学博士。オンコロジーをメインに、取材・コンテンツ作成を担当。

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