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【治験】ALK陽性早期非小細胞肺がんに対する術後療法としてのアレクチニブ、無病生存期間を改善
[公開日] 2023.09.08[最終更新日] 2023.09.08
中外製薬株式会社は9月1日、ALK阻害剤アレクチニブ(製品名:アレセンサ)が、ALK陽性早期非小細胞肺がん(NSCLC)の再発を減少させることを発表した。
今回の発表は、IB(腫瘍が4cm以上)~IIIA期(UICC/AJCC 第7版)のALK陽性NSCLCに対して術後補助療法としてのアレクチニブとプラチナ製剤ベースの化学療法を比較した第3相ALINA試験において、主要評価項目である無病生存期間(DFS)の延長を達成したことに基づくものである。
なお、現時点では全生存期間(OS)は未成熟であったとのこと。
また、予期せぬ安全性の初見は認められなかった。
詳細なデータは今後開催される医学学会で発表される予定である。
NSCLCは、術後補助化学療法実施後も患者の約半数が再発するため、新たな術後補助療法が必要とされてきた。
今回の結果を受けて代表取締役社長 CEOの奥田修氏は、「ALK陽性進行NSCLCの一次治療薬として広く使われているアレセンサが、早期NSCLC患者さんにおいて再発または死亡リスクの低下を示したことを大変嬉しく思います」とコメントしている。
参照元:
中外製薬株式会社 ニュースリリース
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