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オプジーボが進行・再発食道がんの生存期間を延長

[公開日] 2019.01.09[最終更新日] 2019.01.09

1月9日、小野製薬工業株式会社は、ニボルマブ(オプジーボ)について、フルオロピリミジン系薬剤およびプラチナ系薬剤を含む併用療法に不応または不耐となった切除不能な進行、または再発食道がん患者を対象に小野製薬工業およびブリストル・マイヤーズスクイブ社が実施した多施設国際共同無作為化非盲検第III相臨床試験(ATTRACTION-3試験:ONO-4538-24/CA209-473)の最終解析において、オプジーボ群が化学療法群(ドセタキセルまたはパクリタキセル)と比較して、主要評価項目である全生存期間(OS)の有意な延長を 示したことを発表した。 オプジーボは、切除不能な進行または再発食道がんにおいて、PD-L1発現を問わない集団全体においてOSの有意な延長を示した世界で初めての免疫チェックポイント阻害薬となる。本試験結果の詳細は、後日、関連学会で発表予定である。
ニュース 食道がん タキソテール(ドセタキセル)

3Hメディソリューション株式会社 執行役員 可知 健太

オンコロジー領域の臨床開発に携わった後、2015年にがん情報サイト「オンコロ」を立ち上げ、2018年に希少疾患情報サイト「レアズ」を立ち上げる。一方で、治験のプロジェクトマネジメント業務、臨床試験支援システム、医療機器プログラム開発、リアルワールドデータネットワーク網の構築等のコンサルテーションに従事。理学修士。

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