昨日2016年9月14日、一般社団法人日本癌治療学会は、16がん種に及ぶESMO(欧州臨床腫瘍学会)の患者さん向け手引きの日本語訳を公開したと発表した。

ESMO診療ガイドラインに基づいた患者さん向け情報日本語訳版発行にあたり
http://www.jsco.or.jp/jpn/index/page/id/1262

 公開されたがん種は、胃癌、肝臓癌、急性骨髄芽球性白血病、子宮頸癌、子宮内膜癌、食道癌、膵臓がん、前立腺癌、大腸癌、頭頸部癌、乳癌、非小細胞肺癌、膀胱癌、慢性骨髄性白血病、卵巣がん、濾胞性リンパ腫の16がん種。また骨肉腫、神経膠腫、軟部組織肉腫、皮膚癌の4がん種が準備中となっている。

[ESMO/Anticancer Fund Guides for Patients]日本語訳「ESMO患者さんの手引き」
http://www.jsco.or.jp/guide/index/page/id/167

 本手引きは、ESMOのオリジナル版を忠実に翻訳したものとされているが、保険制度、医療事情が異なるため日本の患者さんにはあてはまらないい場合もあり、判断に困ることがあれば主治医に相談することなどの注意も付記されている。

 同様の冊子は、国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターが発刊する各種がんシリーズ( http://ganjoho.jp/public/qa_links/brochure/cancer.html )や、認定NPO法人キャンサーネットジャパンのもっと知ってほしいシリーズ( http://www.cancernet.jp/publish )などもある。いずれもインターネット上でPDFのダウンロードも可能となっている。

 治療を選択するにあたっては、信頼性の高い情報を得ることが重要で、これらの取り組みが更に広がることが期待される。
 
記事:可知健太


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