8月26日、シンバイオ製薬株式会社は、抗悪性腫瘍剤ベンダムスチン(トレアキシン®)の「慢性リンパ性白血病」に対する効能追加の承認を取得したと発表した。

トレアキシンは、2010年10月に「再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫」を取得しており、これに続く適応拡大となる。なお、慢性リンパ性白血病に対する開発は、厚生労働省から「医療上の必要性が高い未承認薬・適応外医薬品」としての開発要請を受けていた。

この他にも初回治療の低悪性度非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫に対する効能追加承認申請を2015年12月に行っており、現在、審査が進行中とのこと。また、再発・難治性の中高悪性度非ホジキンリンパ腫の第2相臨床試験を完了しており、今後、効能追加承認申請される予定。

【慢性リンパ性白血病とは】
骨髄中で白血球の一種であるリンパ球が腫瘍化し過度に増殖するがんの一種。欧米では全白血病の約30%を占める最も発症頻度の高い白血病であるものの、国内の患者総数は2,000人程度で、新規の罹患率は10万人に0.3人前後と希少な疾患であり、有望な治療薬が切望されているアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患である。

記事:可知 健太


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