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転移性肛門がん対象 オプジーボの第2相臨床試験 病勢コントロール率70% ASCO2016
[公開日] 2016.07.13[最終更新日] 2025.01.29
ニボルマブ(商品名オプジーボ)は、現在、国内では悪性黒色腫と非小細胞肺がんの適応で承認されている。米国ではこれらに加え腎細胞がんでも承認され、効果・効能の拡大を検討するため様々ながん種を対象とした臨床試験が世界的に進められている。
免疫チェックポイント阻害薬と呼ばれる抗体医薬で、T細胞に発現するPD-1に結合することにより、がん細胞に発現するPD-L1とPD-1の結合によって開始する相互作用を阻害する。その相互作用が免疫チェックポイントの機能を果たす。いわば免疫の検問で、がん細胞を異物として攻撃する免疫システムが働かなくなり、攻撃を免れたがんの生存と増殖を許してしまう。したがって、免疫チェックポイントを阻害する薬物療法はがん種を超えて活用可能性がある。
2016年6月3日から7日までシカゴで開催された第52回米国臨床腫瘍学会(ASCO:アスコ)にて、オプジーボの転移性肛門管扁平上皮がん(SCCA)患者を対象とする前向き第2相臨床試験(NCI9673、NCT02314169)の結果が、米国テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターのVan Karlyle Morris氏により発表された。
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