メラノーマ(悪性黒色腫)の検査と診断


  • [公開日]2023.07.03
  • [最終更新日]2023.08.03

メラノーマ(悪性黒色腫)の検査

メラノーマ(悪性黒色腫)の検査では、まず肉眼やダーモスコピー検査による精密な観察をします。

ダーモスコピー検査とは、強い光を当てながら拡大鏡を使って病変部を10-30倍に拡大して観察する機器(ダーモスコープ)を使った診断法のことを言います。

色の付き方や血管のパターンなどが詳しく分かるため、ほくろやシミと見分けることが可能です。

その後、確定診断や腫瘍の深さを調べるために、病変を切除し、組織を顕微鏡で調べる検査を行うこともあります(生検)。

更に、他の臓器への転移を調べるために、超音波(エコー)検査、CT、MRI、PETなどの画像検査等で全身を検査します。

メラノーマ(悪性黒色腫)の診断と病期分類

メラノーマ(悪性黒色腫)の病期分類は、主にがんの深さと表面の潰瘍、がんがリンパ節あるいは他の臓器に転移しているかどうかによって、I~IV期に分類されます。

さらにリンパ節転移の個数や度合いによって、III期はIIIA-IIID期に分類されます。

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