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ホジキンリンパ腫の治療法

[公開日] 2017.12.25[最終更新日] 2024.10.24

ホジキンリンパ腫(HL)の治療法

ホジキンリンパ腫(HL)の代表的な化学療法はABVD療法(ドキソルビシン+ブレオマイシン+ビンブラスチン+ダカルバジン)です。2014年からは、CD30標的抗体医薬のブレンツキシマブ ベドチン(商品名アドセトリス)が使用可能になっています。 古典的ホジキンリンパ腫は限局期(I期またはII期)、進行期(III期またはIV期)ともにABVD療法単独、またはABVD療法と放射線療法の併用が推奨されています。 治療で奏効した後の再発、または病勢進行(PD)・不変の場合は救援化学療法に移行し、65歳以下で救援化学療法により奏効した場合は、造血幹細胞移植を実施することができます。救援化学療法はABVD療法以外の抗がん剤の組合せで実施します。 結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫の限局期(I期またはII期)の治療は放射線療法のみ、進行期(III期またはIV期)は古典的ホジキンリンパ腫の進行期と同様です。 *救援化学療法:Dexa-BEAM療法(デキサメタゾン+カルムスチン+エトポシド+シタラビン+メルファラン)、Mini-BEAM療法(カルムスチン+エトポシド+シタラビン+メルファラン)、ICE療法(イホスファミド+カルボプラチン+エトポシド)、ESHAP療法(エトポシド+メチルプレドニゾロン+シスプラチン+シタラビン)など 参考:日本血液学会造血器腫瘍診療ガイドライン、日本癌治療学会がん診療ガイドライン、国立がん研究センターがん情報サービス、国立がん研究センター希少がんセンター、日本造血細胞移植学会ガイドライン
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