悪性リンパ腫の造血幹細胞移植について

薬物療法や放射線療法で十分な有効性が得られない、標準治療後に再発した、または標準治療が確立していない難治性リンパ腫に対し、大量の化学療法や全身放射線照射で低下した骨髄機能回復を目的として、あるいは救援化学療法で奏効した後の再発予防の目的として、造血幹細胞移植が行われます。

化学療法や放射線療法の開始前に予め採取した患者自身の造血幹細胞を用いる自家造血幹細胞移植と、HLA適合の血縁ドナー、または非血縁者ドナー由来の造血幹細胞を用いる同種造血幹細胞移植があります。適応年齢上限は、前者が65歳、後者が55歳とされているが、臓器機能や全身状態など様々な条件を満たした上で実施の可否は判断されます。

再発した高悪性度のバーキットリンパ腫やTリンパ芽球性リンパ腫などは、一般的に移植適応が考慮される病型です。

参考:日本血液学会造血器腫瘍診療ガイドライン、日本治療学会がん診療ガイドライン、国立がん研究センターがん情報サービス、国立がん研究センター希少がんセンター、日本造血細胞移植学会ガイドライン

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