がんになっても、
夢を見るのをあきらめない
そんな奴らの集まる熱いイベント

その名も ドヤフェス!

この連載では発起人である肝臓がんサバイバー松崎匡さんがドヤフェス開催に向けて奮闘する姿をブログ形式でお伝えしていきます。笑いあり、涙あり、そしてお金はない!の実録物語を是非ご堪能ください!

オンコロ掲載 松崎さんの体験談はコチラ

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第8回 「ドヤフェスマン登場!」

宝くじの悪夢(第7回参照)から一刻も早く逃れるためには、新たな試みをするしかない!
そう思った僕は、ここから迷走?をはじめるのであった・・・

さて、何をやってやろうか?と考えたのだが・・・なかなか良いアイデアが浮かばない(汗)
そんな時にふと周りを見ると「樋口宗孝がん研究基金(MHF)」のトートバックが目に止まった!

「そうだ、グッズを作ろう!」と思い立ったのだが、いかんせんその手のデザインなんかの才能があるわけでもない・・・誰かに頼もうにもお金がない(なんせ宝くじで消えたばかり)
ええい!面倒くさい!僕が自分で着るんだから思いっきり趣味の悪いものを作成した方が目立って良いじゃないか!絵なんか描けないんだから文字だけで作ってしまえ!

とTシャツを作ることを決めた。いつの間にかグッズを作成して販売しよう。から単なる宣伝のためになってはいるが・・・とにかく思い立ったら行動だ。

こうして出来上がったのが「ドヤフェスTシャツプレミアムバージョン」だ。どや?

ドヤふぇすT
世界にたった3枚しかないプレミアムバージョン(汗)

よし、これを事あるごとに着用して誰かが興味を持ってくれれば良しとしよう。
そう、今日から僕は「ドヤフェスマン」という新たなキャラクターになるんだ!
自分で1枚購入して、あと2人くらいなら何とか買ってくれる心温かい人も見つかるだろう・・・
3枚でも完売すればそれは紛れもない事実。「完売しました!」と言えば「欲しい」と思う人も出てくる!かもしれない?とすっかり詐欺師の心理状況でここに「ドヤフェスマン」が誕生したのであった。

僕がドヤフェスで伝えたい事・・・それは「どんなことでも良いから、殻を破って一歩踏み出すこと」その選択がどうやら僕は王道を歩めないインディーズなようだが(汗)

デザインセンスうんぬんは抜きにしてこうやってグッズなんぞを作成してみると、不思議と愛着がわくのと同時に「よし、やってやろう!」という気持ちになる。

僕がこう感じる事を「より多くのがん経験者」の皆さんにもぜひとも感じて欲しい・・・
(とさりげなく協力者を募集していることに気付いていただければ・・・)

「日本はチャリティー文化が未成熟・・・」日ごろお世話になっているYさんから聞いた言葉だ。
そりゃそうだわ。だって以前の僕を振り返れば、その原因の一部は僕自身にあることがわかるような気がする。

「誰かがやってくれる・・・そんな受け身の姿勢では何も変わらない」
以前の僕は(今でもだが)がん体験などを話す機会を「いただければ」話させてもらう。そう受け身一辺倒だった。そう、誰かがその場所と時間を準備してくれて、僕にたまたま依頼が来たらその用意された環境に乗っかるだけだった。その誰かがその日のためにいっぱい努力して、時間をかけて必死で準備してくれている場に「講演」しに行くという何だか「偉そうな」立ち位置にいることが当たり前のようになりかねない危険な所にいた。
そんな視点で良く見てみると・・・ものすごい違和感があることに気付いた。

そんな奴のところに誰が「チャリティー」活動をしようとするんだ?

そう、僕自身がいつの間にか「誰かがやってくれる」ことを期待するような考え方をしていたんじゃないか?「こんなに大変な僕をきっと誰かが・・・」なんて思い込みそうになっていたのかもしれないと思う。
僕だったらそんな奴に寄付なんてしない。

だから・・・「自分で切り開いていかなくてはならない」のだ。今は弱小インディーズな活動かも知れないが、
こんなことでも、やらないより「やること」が大切だ。黙っていては誰も理解はしてくれない。

大きな会場で、がんを理解しようと関心がある人に向けてのイベントは他にもいっぱいある。
小さな会場でも「あんまり関心がない人」にも向けて発信するイベントはあんまりない・・・
ごく少数のがん経験者で「突き抜けた」人がテレビやマスコミに登場したりして啓蒙活動をしてくれているが、
そういう人に「任せっきり」で傍観者になっていてはいけない。

そう僕は思う。

何だかうまく言いたいことを表現できていないな・・・(汗)

つづく・・・


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