がんになっても、
夢を見るのをあきらめない
そんな奴らの集まる熱いイベント

その名も ドヤフェス!

この連載では発起人である肝臓がんサバイバー松崎匡さんがドヤフェス開催に向けて奮闘する姿をブログ形式でお伝えしていきます。笑いあり、涙あり、そしてお金はない!の実録物語を是非ご堪能ください!

オンコロ掲載 松崎さんの体験談はコチラ

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第4回 「ドヤフェス」ってなんだ?~始まりは中年の妬み、ヒガミから~

連載4回目にして今さらなんだ?という話ですが・・・(汗)
なぜ「ドヤフェス」というネーミングにしたのかについて今回はお話ししたいと思います。

始まりは「DO-YA」・・・から
がん経験者、関係者ならご存知の事かと思いますが、ドヤフェスはがん患者以外の「これからがんになるかも知れない人」に向けたものでもあるので、簡単に説明しますが、若い世代のがん患者を「AYA世代」と言います。
若い世代のがん罹患者は非常にレアケースであること、希少ながんであることが多く、その世代に向けた支援の輪が広がっています。

僕、まっちゃきはがんになった時すでに40歳・・・
入院しても最年少であることが多く、周りは僕よりだいぶ年上の方ばかりで、少し打ち解けてお話ししても
「松崎君はまだ若いからね~・・・」と何だか変な壁のようなものを感じ続けてきました。
見えない「壁」のようなものを感じていたため、がんに罹って3年くらいは全く「患者会」だとかに興味がわきませんでした。そんなある日、病院の書棚に何だか明るい表紙の冊子が置いてあり・・・

「これくらいの世代の中なら壁を感じないかな?」と思う内容で読み進めて、僕の病院には全然若い世代というか少しも話が合う人がいないけれど、ここならいいな?と思えたのでした。

しかし!この仲間に入れてもらうにはどうしたら良いか?と巻末を見ると・・・
40歳しがない中年の僕は「年齢制限」に引っかかってここには入れないことが分かったのです(涙)
気持ちは20代だったらOKとか書いてないかな?と何度も読み返してもそんな表記はなく、一人疎外感に涙したのでした。

しかし、そんなことを嘆いても始まらないし・・・中年だってつらいんだぜ!と吠えたところで仕方ないかとあきらめていたことがありました。

そんな僕が、そこから成長していろんな方に背中を押してもらい、自分の経験を人前で話すようになれた時にふと思ったのは・・・「AYA世代」の人もやがて40歳になるときがくる。その時「AYA世代」の人はそこから卒業して何世代となるんだ?という素朴な疑問でした。

何人かの「AYA世代」の方に聞いてみたところ「特に卒業はないですね」との答えが・・・
「そんなのズルいじゃねえか、中年を年齢制限しておいて自分が中年になってもずっとAYA世代だと若者ぶるなんて!」なんて思いがふつふつと湧いてきたのです。それではこれから若くしてがんに罹る人がいても、誰も卒業しないままで膨らんでいったらおかしな構造になるんじゃね?(ちょっと若ぶってみた(汗))

ちょっと待て!そうやってひがみ根性で嘆くのはやめよう。AYA世代がいくつになってもAYA世代のままになってしまうのは、僕のような中年世代に「魅力」がないからじゃね?だったらAYA世代が40くらいになって「AYAは卒業したので、今日からお願いします!」と言われるような魅力ある中年世代をつくるべきじゃないか?そんな若者が来たときに「ドヤ顔」して迎えてやる・・・そうだ!

「AYA」に対抗して「DO-YA」世代と名付けよう!

長くなってしまいました(汗)このひがみと妬みの感情から抜け出すために名付けた「DO-YA世代」が始まりなんです。もっとかっこいいエピソードだったら良かったのですが・・・

ちなみに当初は「D-OYA世代」(ダメなオヤジ世代の略)も候補だったのですが・・・(汗)
また、いつかは僕ら「DO-YA世代」も年をとり中年と言えなくなった時は潔くDO-YAを卒業しようと思えるように次の世代・・・「JI-YA世代」(爺や世代)「BA-YA世代」(婆や世代)も魅力あるものを考えている。

だいぶ説明が長くなりました。これが始まりだったのですが、妬みやひがみでは全然楽しくない!そして、がんになったからといって卑屈にいじけていても面白くない!~世代だとか~がん限定みたいに壁を作らずに、多くのこれからがんになるかも知れない人に向けて「ビビってないで検診行けよ!早期発見だとこうして生き延びるやつだっているんだぜ!」なんて「ドヤ顔」して言えるような「がん患者、経験者発のイベント」に発展していったのが「ドヤフェス」なのでした。

                         つづく・・・

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