• 検索
  • 相談
  • お知らせ
    2
  • メニュー
  • がん種
  • ニュース
  • 特集
  • 治験
  • リサーチ
  • イベント
  • 体験談
  • 患者会
  • 辞典
  • お役立ち

抗原

[公開日] 2019.03.18[最終更新日] 2019.03.18

5月20日、エーザイ株式会社が手術が不可能な「甲状腺がん」に対する新規分子標的薬 レンバチニブ(商品名:レンビマ)を日本にて発売しました。 レンバチニブは、がんの血管の形成や増殖に関わるVEGFR、FGFR、RET、KIT、PDGFRなどを標的が多い分子標的薬です。 がんは大きくなるためには酸素や栄養が必要です。そのため、酸素や栄養の通り道である血管を形成します。その血管を作るときに関わるのがVEGFRなどのタンパク質です。そのタンパク質の働きを抑えるのが、レンビマです。 甲状腺がんを対象とした国際共同第3相臨床試験において、プラセボ(偽薬)に対してレンビマの方ががんの増大を抑制する効果が認められています。なかでも分化型甲状腺がんの増大を抑える期間は18.3か月であり、プラセボに比べて1年強も長いというポテンシャルをみせています。本試験において認められた主な副作用は、高血圧、下痢、疲労・無力症、食欲減退、体重減少でした。 レンビマは、2015年2月に米国で販売を開始しており、2015年3月にヨーロッパでも承認されています。 また、肝細胞がんを対象とした第3相臨床試験や腎細胞がん、非小細胞肺がんなどを対象にした第1~2相臨床試験が進行中です。 エーザイ株式会社のプレスリリース(外部に移動します) <オンコロスタッフコメント> エーザイ株式会社によると、日本の甲状腺がん患者数は、約13,000∼29,000人と推定されています。 手術が不可能な甲状腺がんに対する治療選択肢は限られており、新たな治療法の開発が望まれていました。特に、甲状腺未分化がんは、悪性度が高い疾患です。 ただし、月の薬価は約68万円となり、高額な薬剤です。 一方、見込投与数が発売6年度目のピーク時でも400人程度であり、製薬会社からすれば致し方ない決断であるとも考えます。 なお、レンバチニブ(レンビマ)は、エーザイ株式会社の自社開発品となります。実をいうと、現在使用されている分子標的薬を含む抗がん剤のうち、日本オリジンのものは少ないです。特定分子は日本人が見つけても薬剤開発は海外主導である事も多く、こういった日本オリジンの薬剤が発売されるのは少しうれしく思います。(カチ)
辞典

株式会社 インテリム

2005年8月に創設されたオンコロジー領域に強みを持つ開発業務受託機関(CRO)です。国内だけでなくグローバル、アジア治験に強みを持ち、韓国、台湾、中国、インド、米国、欧州にネットワークを持っています。 社内には「オンコロジースペシャリスト&エキスパート認定制度」という認定制度があり、現在、50名以上スペシャリスト認定者と、顧問の西條長宏氏(日本臨床腫瘍学会元理事長)の口頭試問をパスした12名のエキスパート認定者が在籍します。

治験・臨床試験

一覧を見る

現在掲載中の情報はありません

リサーチ・調査

一覧を見る

現在掲載中の情報はありません

ニュース

一覧を見る

現在掲載中の情報はありません

イベント

一覧を見る

現在掲載中の情報はありません

患者会

一覧を見る

現在掲載中の情報はありません

電話受付:平日(月〜金)10:00-18:00

2025年07月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典
2023年04月01日
辞典