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ctDNA陽性の筋層浸潤性膀胱がんに対する術後療法としてのテセントリク、無病生存期間と全生存期間を有意に改善 米Natera社
[公開日] 2025.08.21[最終更新日] 2025.08.21
米Natera社は8月18日、筋層浸潤性膀胱がん(MIBC)を対象としたランダム化第3相二重盲検多施設共同ランダム化試験(IMvigor011試験)において、良好なデータが得られたことを発表した。
IMvigor011試験は、膀胱切除術後に血中循環腫瘍DNA(ctDNA)陽性が認められた高リスクMIBCに対し、術後療法としてのテセントリク(一般名:アテゾリズマブ)の有効性を検証する試験(日本も参加している)。約760例の登録患者を対象に、Natera社のctDNA検査によって術後最大12ヶ月間微小残存病変(MRD)を評価し、ctDNA陽性で画像上の再発が認められない患者さんを、テセントリク投与群とプラセボ群にランダムに割り付けた。
今回Natera社は、ctDNA陽性のテセントリク投与群において、無病生存率および全生存率が統計的有意かつ臨床的に意義のある改善を示したことを報告した。詳細なデータは今後開催される医学会議で発表される予定だ。
また、ctDNA陰性症例については、2024年4月に開催された欧州泌尿器科学会(EAU)で既に発表されていた。12カ月の全生存率が100%、18カ月全生存率が98%、また12カ月無病生存率が92%、18カ月無病生存率が88%であった。
参照元:
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