軟部肉腫の1種。軟部肉腫は、軟部組織(筋肉、脂肪組織、血管など)に発生する腫瘍のことで、発生頻度が低いまれな腫瘍。
推定罹患(りかん)率が10万人に3.6人。
軟部肉腫の種類はさまざまあり、分類が30種類以上。
種類によって、よく発症する年齢や発生する部位が異なる。発生率が高いものとしては、脂肪肉腫、粘液線維肉腫および未分化多形/分類不能肉腫、平滑筋肉腫がある。
軟部肉腫の大部分は、皮下や筋肉の中にこぶのようにあらわれる。症状としては痛みのない腫瘤や腫れ、痛みがないために放置してしまうことも多く、受診したときには腫瘤が大きくなっていることがある。
作成:株式会社インテリム