オンコロの可知です。

2015年5月15日に開設したオンコロは、皆さんのご支援もあり無事1年間続けることが出来ました。

至らない点の多いサイトではありますが、応援頂いた皆さんにお礼申し上げます。

半年前には、半年経過としての感想の記事を書きましたが(コチラ)、早いものです。

今回、一周年として、今のオンコロがどの程度のWebサイトであるか、今後どのように展開するかなどをお知らせ致します。

サイト訪問数50万、問い合わせ数500件を目指して

サイト訪問数も開設当初は月間3,500程度であったものの、現在では月間73,000程度に伸びてきました。
(Google Analyticsのセッション数を指標とした場合)

図1

臨床試験への応募も含め、問い合わせ数は120件を超え、臨床試験へ参加できたという報告は10件以上にも上ります。

ただし、折角、問い合わせ等されても臨床試験への案内が終了してしまったり、参加できるまでに半年程度要してしまったりと改善点がまだまだあるということがわかってきたと考えております。

今後、この1~2年で、この分野では知る人がいないようなWebサイトに展開できるように、努力していく次第です。

免疫チェックポイント阻害剤については、どこにも負けない情報を揃えることを目標に

この1年色々なことがありましたが、がん医療としては「免疫チェックポイント阻害剤」という言葉が広く世間に知られた1年だったと思います。

「オプジーボ」という言葉の検索数は、googleにおける単ワード検索数でも約5,000から約25,000と5倍なり、この25,000という数も薬剤名としては異常な多さとなります。
図2

画期的薬剤である一方、効果や薬価のみがフォーカスされた情報の先行されている等、情報の伝わり方が不十分であることは確かです。

実は、我々のサイトは「免疫チェックポイント阻害剤」の情報を調べてたどり着いている方が多いWebサイトでもあります。
そういった点を活かし、より充実した情報を届けていきたいと考えております。

その一環として、現在、「免疫のしごと」というマンガを作成中です。
OMCE参加者の方などの一部の方には第1版を配布したりしていますが、現在の微修正が終了しましたらWebサイトにもUPする予定です。

参考:1年間の記事ランキング

1.オプジーボ使用における保険制度上の課題解決へ 肺癌学会と患者連絡会 要望書提出
2.肺がん体験者 長谷川一男さん
3.オプジーボを使用したい全ての肺がん患者さんへ 肺癌学会が書面による’お願い’を発表
4.非小細胞肺がん オプジーボがキートルーダに7日遅れでFDA承認
5.非小細胞肺がん ニボルマブ(オプジーボ)が非扁平上皮がんに対しても効能追加承認申請
6.非扁平上皮非小細胞肺がん ニボルマブ(オプジーボ) 生存期間延長 ASCO2015
7.2015年 がん関連承認薬剤および承認申請薬剤 一覧
8.治療歴のある進行胃がん対象 ONO-4538(オプジーボ)の第3相試験
9.進行胃がん二次治療 タキソール+サイラムザを推奨 胃癌治療ガイドライン
10.10種の希少がん対象 免疫チェックポイント阻害薬PD-1抗体ペムブロリズマブの第2相試験
11.免疫チェックポイント阻害薬(めんえきちぇっくぽいんとそがいやく)
12.2016年の薬価改定公示 抗がん剤薬価比較表を作成しました
13.医薬品第二部会 非小細胞肺がんタグリッソ(AZD9291) 前立腺がんゾーフィゴ等 効能了承
14.非小細胞肺がん 米国FDA PD-1抗体ペンブロリズマブ(キートルーダ)承
15.メラノーマ(悪性黒色腫)体験者 徳永寛子さん
※臨床試験広告は除いています。

現状、この1年で実装予定の5つの施策

オンコロの1年目は「臨床試験情報」にフォーカスを置き、固くならないようにインタビューや患者会情報等を取り入れたりしてきました。

それに加え以下を実装致します。

1.メールマガジンを開始(5月~)

がん種によって情報にムラがあるため、以前からリクエストが多かったメールマガジンをスタートさせます。
毎週1度、その週に更新した情報やオンコロ内に掲載された情報ではないけれども、重要だと思う情報などもこちらに掲載します。
また、クローズド情報だからこそ配信できるような内容も配信できればと考えています。
登録はコチラから

2.オンコロスタッフ・チョイス・ニュース(5月~)

日々流れる情報の冒頭文とリンクのみを掲載する枠組みを設けます。
現在、キュレーションという仕組みがありますが、これらのサイトはシステマティックに転載されるため、正しい情報も正しくない情報もアップされます。
がん情報はどのニュースが正しくて、どのニュースが正しくないのかといったことがわかりづらいです。
このような情報を整理して掲載していく試みです。

3.オンコロ臨床試験辞典(5月~)

直近の試験情報から過去の試験情報まで5枚程度のスライド形式のコンテンツとなります。
個人的にも様々な情報を見直すのが非常に大変であり、であれば一般の方々はもっと大変であろうと思います。
そこで1つ1つ、スライド形式で情報を残していこうと考えています。
わかりづらいと思いますが、実装されればイメージついて頂けると思います。

4.ポータルサイト寄りのWebサイトデザインチェンジ(秋頃)

現在のオンコロの問題点の1つに、がん種ごとの情報が探しづらいといったものがあります。
現在、その改善案を出し合い、ある程度固まりました。
それを元に、秋頃にはがん種ごとの情報も見やすいようなWebサイトチェンジを行います。
それと同時にポータルよりの情報も取り揃えるようになればと思っています。

5.臨床試験逆引き検索システム(未定)

自分の情報を入力するだけで、合致する臨床試験の一覧が出てくるシステムです。
これは次の1年でしっかりしたものがスタートできるかわかりませんが、簡単なものであれば、スタートできると考えています。

その他.1周年イベント

様々告知していますので、多くは語りませんが、6月18日に1周年イベントを執り行います。

個人的には、懇親会で皆様とお話しする機会が楽しみです。コチラも宜しくお願い致します。

その他2、学会発表に向けて

キャンサーネットジャパンと共同で「がんと臨床試験」というテーマのアンケートを実施中です。
こちらは7月臨床腫瘍学会で発表する内容となります。
是非、コチラのご協力お願い致します。

「オンコロプロジェクト」の事業化のお知らせ

最後にお知らせとなります。

先月まで、他の業務に従事しながら実施していたオンコロプロジェクトですが、株式会社クリニカル・トライアル「オンコロジーグループ」として、事業化しました。

今後、専業と従事することになりました。

よって、今までメールでの問い合わせのみとなりましたが、電話での問い合わせも可能となります。(準備中)

専業メンバーは5名という小さなグループですが、皆様が満足されるように努力していく次第です。

以上、長文失礼いたしました。

今後とも「オンコロ」を何卒宜しくお願い致します。

株式会社クリニカル・トライアル
オンコロジーグループ
グループマネージャー
可知 健太


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