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【オンコロメルマガ】怪しすぎる医療広告 [vol.179]


  • [公開日]2020.09.16
  • [最終更新日]2020.09.23

こんにちは、オンコロの高橋です。

普段は被験者募集広告の作成などを行っています。
ちなみに、被験者募集広告はこういったものです。

前立腺がん治験https://oncolo.jp/ct/ad0080

先日、すごい薬局を見つけました。

外壁にはピカピカ光る電光掲示板、いくつもならんだノボリ、それらには「がんが治る!」「アトピーが治る!」「お薬を飲まなくてよくなります」などなど。
ちょっと中に入ってみたい気持ちもありましたが、あまりの広告文言の数々に興味よりも恐怖が勝って入れませんでした。
後からホームページを確認したところ、ホームページにも「免疫力」や「がん細胞を殺す」、「画期的なクリーム」など、胡散臭い文言が羅列されており、絶句しました。

医薬品や治験の広告にはさまざまな規制があります。
そういった規制の下では決して「がんが治る!」なんて文言は使うことはできません。

私たちが被験者募集広告(治験の広告)を作成する際には、一般の方にもわかりやすい表現を用いる、広告としての見やすさはもちろんですが、それ以上にその規制を遵守することを心がけています。

そもそも医薬品などの広告に対する規制は、広告を見た方々に正しく情報を伝えるために、不利益を被らせないために存在しています。

「がんが治る」だなんて言葉は、ただ煽情的なだけでなく、極端に言えば広告を見た方々をだまそうとしているようにも見受けられます。

しかしながら、こういった広告は町中だけでなくインターネット上にもあふれています。
インターネット広告の出稿額は近年、テレビ広告を抜いたそうです。
それほどまでに巨大な市場に、こういった絶句するような広告が山ほどあります。

オンコロをご覧の方々はこういった広告に騙されることはまずないとは思いますが、おそらく思っている以上に怪しい広告市場は広いのではないでしょうか。
見つけたときには触らず、時には適切な機関に報告する勇気も必要かもしれません。

厚労省委託事業 医療機関ネットパトロール
http://iryoukoukoku-patroll.com/

公益財団法人 日本広告審査機構
https://www.jaro.or.jp/

高橋 ミカ

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