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緑茶を習慣的に摂取する群において、男女の全死亡リスクが低い

[公開日] 2015.05.07[最終更新日] 2015.05.07

目次

JPHC研究からの論文発表のお知らせ

多目的コホート(JPHC)研究から、緑茶摂取と全死亡リスクおよびがん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患及び外因死を含む5大死因死亡リスクとの関連を検討した研究の結果が発表されました。この研究により、緑茶を習慣的に摂取する群において、男女の全死亡リスク及び心疾患、男性の脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクの減少が示されました。 ~中略~ 解析の結果、緑茶を1日1杯未満飲む群を基準として比較した場合、1日5杯以上の群の全死亡リスクは、男性の全死亡0.87、女性の全死亡で0.83と低く、摂取量が増すにつれてリスクが下がる負の相関がみられました。 死因別には、がん死亡との関連は男女ともみられませんでしたが、心疾患による死亡は男女とも低く、脳血管疾患と呼吸器疾患については男性でのみ低いという結果でした。 外因による死亡との関連については、5年以内の死亡例を除いた解析でのみ、女性でリスクの減少が確認されました。 緑茶摂取で心疾患などによる死亡リスクの低下がみられた理由については、緑茶に含まれるカテキン(血圧や体脂肪、脂質の調整)やカフェイン(血管保護、呼吸機能改善)などの効果が推定されます。また、限定的にではありますが女性で外因による死亡リスクの低下がみられたのはテアニンやカフェイン(認知能力や注意力の改善)の効果かもしれません。 一方、がん死亡については、以前に部位別の分析で女性の下部胃がんのリスク低下を報告していますが、全体については有意な関連が見られませんでした。 ~以下略~ 国立がん研究センターがん予防・検診研究センター発表記事を引用 本文はこちらから   担当者コメント 国立がん研究センターでは様々な生活習慣と疾患との関係性についての研究を行っています。かねてからコーヒーや緑茶が良いということは言われていましたが、大規模な人数の日本人を対象としたこの研究は信ぴょう性が高いと私は感じました。、この結果をみる限りではたくさん緑茶を飲むことで死亡リスクを低下することができると言えそうです。 がんのリスクを減らすという結果にはならなかったようですが、『日本人に推奨できる科学的根拠に基づくがん予防法』にもあるように食生活を心がけることはがんになりにくくするうえで大切なことですので、健康でいるためには常に意識をしていたいですね。

HAMA

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オンコロ責任者 濱崎 晋輔

東邦大学理学部 生物分子科学科 卒業後、製薬メーカー医薬情報担当者(MR)として約9年間勤務。がん情報サイト「オンコロ」の立ち上げメンバー。製薬業界で培った知識を生かし業界関連記事を担当。また「患者の声を医療業界へ」をテーマにリサーチ関連を担当。

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