若手研究者への助成事業継続を目的としたクラウドファンディングが開始-がん集学的治療研究財団(JFMC)-


  • [公開日]2021.12.24
  • [最終更新日]2021.12.24

2021年11月24日、がん集学的治療研究財団(JFMC)は、クラウドファンディングプロジェクト「日本のがん治療を一歩前に進める若手研究者への助成事業を継続したい!」を開始した。同プロジェクトでは、2022年3月31日までに目標額を600万円として寄付を受け付けている。

がん集学的治療研究財団は、中立的ながんの研究を行う機関としてがん治療の発展をサポートしてきた公益財団法人。その事業の1つとして若手研修者が行う研究を公募し、社会に対する有益性や貢献度の高い500以上の研究に助成金を進呈する一般研究助成事業を40年にわたり行ってきたという。


(画像はリリースより)

しかし、新型コロナウイルス感染禍などの影響で経済情勢が見通せない中、企業等からの寄付も減少傾向となり、助成金の原資不足に直面している。そこで今回、広く寄付を募るクラウドファンディングを開始した。

なお、集まった寄付は、新しい治療方法や革新的な技術の開発のがん・医療機器の臨床試験を行う資金、若手研究者の人材育成を行う資金として活用するという。

クラウドファンディング概要
タイトル:日本のがん治療を一歩前に進める、若手研究者への助成事業を継続したい!
期 間:2021年11月24日(水)~2022年3月31日(木)まで
目標額:600万円
支援総額:47万5,000円(12月24日現在)

参照元:
がん集学的治療研究財団 プレスリリース
がん集学的治療研究財団 ホームページ

×

リサーチのお願い


この記事に利益相反はありません。

会員登録 ログイン