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概要
一般名 |
ビニメチニブ |
商品名 |
メクトビ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Binimetinib |
商品名英語表記 |
Mektovi |
種類 |
分子標的薬 |
種類 |
MEK阻害剤 |
投与経路 |
内服 |
適応がん種 |
BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫、 がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌、がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な甲状腺癌、BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な甲状腺未分化癌
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特徴
がん細胞の増殖に必要なMEKタンパク質の活性化を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑えます。 通常、BRAF遺伝子変異を有する悪性黒色腫の治療に、エンコラフェニブと併用して用いられます。
効能・効果
RAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫
がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な甲状腺癌
BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な甲状腺未分化癌
用法及び用量
〈BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫〉
エンコラフェニブとの併用において、通常、成人にはビニメチニブとして1回45mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
〈がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉
エンコラフェニブ及びセツキシマブ(遺伝子組換え)との併用において、通常、成人にはビニメチニブとして1回45mgを1日2回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
眼障害、心機能障害、肝機能障害、横紋筋融解症、高血圧、高血圧クリーゼ、出血
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291058F1024