概要
一般名 |
チスレリズマブ |
商品名 |
テビムブラ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Tislelizmab |
商品名英語表記 |
Tevimbra |
種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
種類 |
抗PD-1抗体 |
投与経路 |
点滴静注 |
適応がん種 |
根治切除不能な進行・再発の食道癌 |
特徴
テビムブラは、免疫チェックポイント分子PD-1に対する抗体であり、PD-1とそのリガンドであるPD-L1との結合を阻害する。これにより、がん抗原特異的T細胞の機能にブレーキをかけていたPD-1とPD-L1の結合が解除され、T細胞が再活性化し、T細胞の増殖や抗腫瘍活性が誘発されると考えられている。
効能・効果
根治切除不能な進行・再発の食道癌
用法及び用量
フルオロウラシル及びシスプラチンとの併用において、通常、成人には、チスレリズマブ(遺伝子組換え)として、1回200mgを3週間間隔で60分かけて点滴静注する。がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の食道癌に対しては、本剤を単独投与することもできる。なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分まで短縮できる。
重大な副作用
間質性肺疾患、肝不全、肝機能障害、肝炎、中毒性皮膚壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多発紅斑、大腸炎、小腸炎、重度の下痢、甲状腺機能障害、副腎機能障害、下垂体機能障害、1型糖尿病、膵炎、腎障害、心筋炎、心膜炎、筋炎、重症筋無力症、脳炎、神経障害、重篤な血液障害、静脈血栓塞栓症、結核、Infusion reaction
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/42914G3