概要
一般名 |
タルラタマブ |
商品名 |
イムデトラ |
一般名英語表記 |
Tarlatamab |
商品名英語表記 |
Imdelltra |
種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
種類 |
二重特異性タンパク製剤 |
投与経路 |
点滴静注 |
適応がん種 |
がん化学療法後に増悪した小細胞肺癌 |
特徴
イムデトラは、小細胞肺がん細胞の細胞膜上に発現するデルタ様リガンド3(DLL3)およびT細胞の細胞膜上に発現するCD3に結合する遺伝子組換えタンパクである。CD3とDLL3の両者に結合することによりT細胞をがん細胞へ誘導・活性化し、T細胞が抗腫瘍効果を発揮すると考えられている。
効能・効果
がん化学療法後に増悪した小細胞肺癌
用法及び用量
通常、成人にはタルラタマブ(遺伝子組換え)として、1日目に1mg、8日目に10mgを1回、1時間かけて点滴静注する。15日目以降は1回10mgを1時間かけて2週間間隔で点滴静注する。
重大な副作用
サイトカイン放出症候群、神経学的事象(免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群を含む)、血球減少、肺臓炎
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291477