概要
一般名 |
モスネツズマブ |
商品名 |
ルンスミオ |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Mosunetuzumab |
商品名英語表記 |
LUNSUMIO |
種類 |
抗悪性腫瘍剤 |
種類 |
二重特異性抗体 |
投与経路 |
点滴静注 |
適応がん種 |
再発又は難治性の濾胞性リンパ腫 |
特徴
ルンスミオは、T細胞に発現するCD3とB細胞性がん細胞に発現するD20に対する二重特異性モノクローナル抗体である。
CD3とCD20の両方に結合することで、T細胞を活性化し、CD20を発現しているがん細胞の障害を誘導すると考えられている。
なお類似の薬剤としては、大細胞型B細胞リンパ腫や濾胞性リンパ腫に対してエプキンリ(エプコリタマブ)が既に承認されている。
効能・効果
再発又は難治性の濾胞性リンパ腫
用法及び用量
通常、成人にはモスネツズマブ(遺伝子組換え)として、21日間を1サイクルとし、1サイクル目は1日目に1mg、8日目に2mg、15日目に60mg、2サイクル目は1日目に60mg、3サイクル目以降は1日目に30mgを8サイクルまで点滴静注する。8サイクル終了時に、完全奏効が得られた患者は投与を終了し、また、病勢安定又は部分奏効が得られた患者は、計17サイクルまで投与を継続する。
重大な副作用
サイトカイン放出症候群、神経学的事象、感染症、腫瘍フレア、腫瘍崩壊症候群、血球減少
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/42914G0