概要
一般名 |
ピミテスピブ |
商品名 |
ジェセリ |
治験薬コード |
TAS-116 |
一般名英語表記 |
pimitespib |
商品名英語表記 |
Jeselhy |
種類 |
抗悪性腫瘍剤/HSP90阻害剤 |
投与経路 |
内服 |
適応がん種 |
がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍 |
特徴
ジェセリは、Heat Shock Protein 90(HSP90)に作用する経口のHSP90阻害剤です。
HSP90は、がん細胞の増殖・生存に重要な一連のタンパク質の安定化に寄与していると報告されています。
ジェセリがHSP90によるタンパクの安定化を阻害することにより、腫瘍の増殖に関与するタンパクの発現量の減少、アポトーシスの誘導等が誘発され、腫瘍増殖抑制作用を示すと考えられています。
効能・効果
がん化学療法後に増悪した消化管間質腫瘍
用法及び用量
通常、成人にはピミテスピブとして1日1回160mgを空腹時に投与する。5日間連続経口投与したのち2日間休薬し、これを繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
重度の下痢、眼障害、出血
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291078