概要
一般名 |
テムシロリムス |
商品名 |
トーリセル |
治験薬コード |
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一般名英語表記 |
Temsirolimus |
商品名英語表記 |
TORISEL |
種類 |
mTOR阻害剤 |
投与経路 |
点滴静注 |
適応がん種 |
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌 |
特徴
トーリセルは、細胞の生存・増殖を調節するmTORの活性を阻害し、細胞周期の進行を抑えることで、がんの増殖を抑制すると考えられています。
また、がん細胞における新しい血管形成を抑制する働きもあり、がん細胞の活性化を阻害することが期待されます。
効能・効果
根治切除不能又は転移性の腎細胞癌
用法及び用量
通常、成人にはテムシロリムスとして25mgを1週間に1回、30~60分間かけて点滴静脈内投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
重大な副作用
間質性肺疾患、重度のinfusion reaction、静脈血栓塞栓症・血栓性静脈炎、腎不全、消化管穿孔、心嚢液貯留、胸水、痙攣、脳出血、高血糖、感染症、皮膚粘膜眼症候群、横紋筋融解症、口内炎、貧血・血小板減少症・白血球減少・好中球減少・リンパ球減少
参考リンク
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291418