ライアットMIBG−I131(ヨードベンジルグアニジン)


  • [公開日]2022.07.22
  • [最終更新日]2022.07.27

概要

一般名 ヨードベンジルグアニジン
商品名 ライアットMIBG−I131
治験薬コード
一般名英語表記 3-Iodobenzylguanidine(131I)
商品名英語表記 Raiatt MIBG-I131
種類 放射性医薬品
投与経路 点滴静注
適応がん種 MIBG集積陽性の治癒切除不能な褐色細胞腫・パラガングリオーマ

特徴

ライアットMIBG−I131は、神経伝達物質であるノルアドレナリンの類似体であるMIBGのヨウ素原子を、放射性同位体(131I)に置換した放射性化合物です。主にノルアドレナリントランスポーターを介したノルアドレナリン再取り込み機構(uptake-1)により腫瘍細胞内に取り込まれ、131Iから放出されるベータ線により細胞を傷害し、腫瘍の増殖を抑制すると考えられています。
承認が取れている褐色細胞腫は副腎髄質に、パラガングリオーマは副腎外の傍神経節にそれぞれ発生する神経内分泌腫瘍であり、希少がんに分類されています。

効能・効果

MIBG集積陽性の治癒切除不能な褐色細胞腫・パラガングリオーマ

用法及び用量

通常、成人には3-ヨードベンジルグアニジン(131I)として1回5.55~7.4GBqを1時間かけて点滴静注する。

重大な副作用

骨髄抑制

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291460

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