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ポートラーザ(ネシツムマブ)


  • [公開日]2022.07.19
  • [最終更新日]2022.07.21

概要

一般名 ネシツムマブ
商品名 ポートラーザ
治験薬コード
一般名英語表記 Necitumumab
商品名英語表記 Portrazza
種類 ヒト型抗EGFRモノクローナル抗体
投与経路 点滴静注
適応がん種 切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺癌

特徴

EGFR(上皮成長因子受容体:Epidermal Growth Factor Receptor)は、細胞の増殖などに関わる受容体であり、EGFRシグナルの過剰な活性化はがんの増殖・転移に大きく寄与しています。ポートラーザは、EGFRに対するヒトIgG1モノクローナル抗体薬(抗EGFR抗体薬)で、EGFRに結合しシグナル伝達を阻害することでがんの増殖を抑制します。さらに、がん細胞と結合したポートラーザを認識した免疫細胞NK細胞など)ががん細胞を直接攻撃する「抗体依存性細胞傷害活性ADCC活性)」により、がん細胞を除去する効果があると考えられています。
臨床試験においては、EGFRが多く発現しているがんに高い効果が認められましたが、EGFRの発現が低い症例の数が限定的であったこと、またEGFRの発現の不均一性や検出の難しさなどが考慮され、EGFRの発現状況に関わらずに適応が認められています。

効能・効果

切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺癌

用法及び用量

ゲムシタビン及びシスプラチンとの併用において、通常、成人にはネシツムマブ(遺伝子組換え)として1回800mgをおよそ60分かけて点滴静注し、週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

重大な副作用

動脈血栓塞栓症・静脈血栓塞栓症、Infusion reaction、低マグネシウム血症、間質性肺疾患、発熱性好中球減少症、重度の下痢、出血

参考リンク

https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/4291430

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