神経膠腫(グリオーマ)の標準治療

神経膠腫の標準治療は手術療法、化学療法、放射線療法の3つを併用した、集学的治療が行われます。脳腫瘍で良性腫瘍の場合は腫瘍と正常な脳の組織との境目がわかるため腫瘍を完全に摘出することが可能です。

しかし神経膠腫はその境目を見極めるのが困難なため、取り切れなかった腫瘍を小さくしたり、腫瘍の成長を遅くしたりするために化学療法や放射線療法を取り入れています。

神経膠腫のグレードによって、治療方法の組み合わせは異なります。グレードⅡの神経膠腫は手術療法と放射線療法の併用、グレードⅢやⅣの神経膠腫は手術療法、化学療法、放線療法の3つを併用します。

他臓器で悪性度が高いがんの場合は腫瘍を摘出せずに放射線療法や化学療法で治療することがありますが、神経膠腫の場合はグレードⅣの膠芽腫の場合も手術療法を行います。腫瘍をできる限り摘出した方が予後は良好だからです。

全腫瘍を摘出できた場合、5年生存率は18%をこえるようになります。


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