「がんの薬物療法は、大まかに何種類に区分されるでしょうか?」オンコロ・ワンクエスチョンvol.11


  • [公開日]2024.02.28
  • [最終更新日]2024.03.25

オンコロLINEの友だちを対象に、がんに関する疑問やお悩みにお答えするオンコロ・ワンクエスチョン!設問によってLINEのお友だちの方々のご意見もお伺いします!

質問

「がんの薬物療法は、大まかに何種類に区分されるでしょうか?」

結果・解説

多くの方がご存じの通り、現在のがん治療における薬物療法は大まかに3種類に分類されます。
化学療法(細胞障害性抗がん薬)…細胞増殖の仕組みを利用しがんを攻撃する
内分泌療法ホルモン療法)…ホルモンを利用して増えるタイプのがんを攻撃する
・分子標的療法…がんの増殖に間接的に作用する機序を抑えたり、がんを攻撃する免疫を強固にする

この代表的な3種類の薬は、がん細胞を死滅させる、増殖を抑える作用を持つ「抗がん薬」に分類されます。
抗がん薬というと、ここでいう細胞障害性抗がん薬のイメージが強いですが、実際には大まかに区分して3種類ほどあります。

がんの治療においては、これらの薬物療法と組み合わせて、支持療法緩和ケアなども行われています。
・支持療法薬:がんの進行に伴う症状や、治療による副作用の症状を予防、軽減させる
・緩和ケアでの薬:痛みなどの症状を緩和する

がん情報サービスにて薬物療法に関する情報がありますので、是非ご参照ください。

がん情報サービス薬物療法 薬物療法

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