映画「希望のちから」


  • [公開日]2015.05.15
  • [最終更新日]2019.02.05

オンタメスタッフお勧めコメント

みなさんは、臨床試験治験と聞いて、どんなことをイメージするでしょうか?

「人体実験?」「健康な私には関係のないこと」「病気になって考えること」などとの感想を持つかもしれません。

この映画は、「乳がん」をテーマに、一つのお薬、治療法が、どのように開発されるかを知ることができる映画です。

残念ながら、この映画は日本でロードショー公開されることがありませんでしたが、多くの医療者、患者、家族には知られた映画の一つです。

この映画に登場する医師「デニス・スレイモン」、その他の企業、団体、患者、家族は実在し、今や、HER2陽性の乳がんの治療薬として欠かすことのできない存在になっている「トラスツズマブ(商品名:ハーセプチン)の開発秘話をテーマにした映画です。

一つのお薬の開発には、医師を始めとする医療者や製薬企業の努力だけではなく、患者団体、患者支援団体、そして多くの患者、家族、知人、支援者の思い、協力、連携が必要なことがわかります。

実は、この映画の主人公であるデニス・スレイモン先生は、2012年の来日時、「Dr.スレイモン来日記念企画 映画『希望のちから』で考える臨床試験のこと」というセミナーに登壇しており、その時の様子は、以下のYouTube URLで視聴できます。こちらもあわせご覧になってはいかがでしょうか?

<みんなで考える「臨床試験」と私たちにできること>
「映画のみどころと臨床試験の説明」特別ゲスト:デニス・スレイモン先生
https://www.youtube.com/watch?v=eWnnYp0MUAU

基本情報

・原題「Living Proof」
・邦題「希望のちから」
・製作年「2008年」
・製作国「アメリカ」
・上映時間「91分」

スタッフ・キャスト

・監督:ダン・アイアランド
・製作:ニール・メロン、クレイグ・ゼイダン
・製作総指揮:ニール・メロン、クレイグ・ゼイダン
・キャスト:ハリー・コニック・Jr.、ポーラ・ケイル、アンジー・ハーモン、エイミー・マディガン

・解説:デニーは乳がんの治療にすべてを捧げる医師。彼は、乳がん患者とその家族のためにいろいろなものを犠牲にしていた。ある時は家族との団欒、ある時は治療薬開発の資金を得るために奔走し、多くの時間を乳がん治療の研究に時間を費やしていた。それはすべて患者の笑顔のためであった。

引用:http://eiga.com/movie/54829/


Youtube:SonyPicsHomeEntJapan (すべて視聴するのには課金が必要です)

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