こんにちは、オンコロスタッフの赤星です。治療中は見た目を気にせず治療に専念すべき。それは正論かもしれませんが、特に女性にとって見た目の変化は他人が思う以上に深刻な問題です。キレイを保つことで、治療に前向きになれるのなら楽しんでもいいのではないでしょうか。

8月のジャパンキャンサーフォーラム2017で行ったオンコロ・アンケートで掲載リクエストもあった「眉の描き方」。脱毛された方でも、眉をはじめて描く方でも簡単に描ける方法をご紹介します。

今回は、東大病院患者サロンにて行われた外見ケアイベントボランティアの竹内裕美先生と小澤奈知子先生による「男性にも女性にも役立つ困ったときの眉の描き方」セミナーに参加しました。男性も眉を整えていると、清潔で信頼できるイメージに繋がるそうです。ヒントが盛り沢山!女性も男性も必見です。

(この取材記事は10月26日に東大病院で開催された、患者サロンの内容です。患者サロンとは、月に一度患者さんやご家族の方に向けたセミナーと談話会を行う、学んで交流できる場です。)

まず、眉毛の構造を知ろう!

眉毛は何の為にあるのでしょうか。大きく分けて、機能面と印象・整容面に分けられます。機能面では、汗や雨水の浸入を防いだり目を守る為にあります。印象・整容面では、感情(表情)を作ります。

眉毛の生え方は、下図で記した流れになります。おでこから流れた汗が目に入るのを防ぎ、目の横のこめかみに流す仕組みで眉毛の流れができています。この生え方は、描く際にも参考になるので覚えておくとよいでしょう。

脱毛時に適した眉墨(まゆずみ)の特徴

では、現在発売されている眉墨にどんな種類があるのか見てみましょう。大きく分けて3種類の眉墨があります。ペンシルタイプ、パウダータイプ、リキッドタイプです。それぞれ、特徴を以下にまとめます。

ドラッグストアやコンビニなどでも購入できます。

購入する際は、手の甲で芯の硬さを確認しましょう。柔らかすぎるとベタっとしてしまい、固すぎると描くのが難しく感じます。使いやすいと思った物を選びましょう。また、色は髪や肌、瞳の色に合わせ選びましょう。瞳が黒でも、ブラウンやグレーを選ぶと柔らかい印象になります。男性はダークグレーやブラックがオススメです。

描いてみよう!

それでは、実際に描いてみましょう!今回は、ペンシルを使った描き方をご紹介します。

(下準備)特に男性は肌の余分な皮脂・汗をぬるま湯洗顔で取っておくことで、描いた眉が長持ちします。女性はいつも通りのスキンケア後にファンデーションかおしろいを付けてから描くと、上滑りせず描けます。

1.まず、ペンシルでポイントをつけます。

①眉頭(目頭の真上)
②眉山(全体の長さの⅔。)
③眉尻(小鼻と目尻の延長線)

2.印と印の間を、少しづつ埋めていきます。短い毛を意識して線画のイメージで。

3.濃さを調整しながら綿棒やブラシでぼかします。眉パウダーで仕上げると、落ちにくくなります。

4.眉頭部分を鼻筋に向けて少しぼかすとより自然です。

5.何と無くかけたら30センチ程度鏡を離し、全体を見ます。濃い方を薄くして調整しましょう。

その他、お役立ちグッズ

アイブロウコート
汗かきの人に適した、コーティング剤。眉毛を落ち難くします。

眉スケール
眉の形を簡単に描ける、定規テンプレートのような物。男性用もあります。

貼り眉
貼るタイプのつけ眉毛。裏についている粘着剤のパッチテストも必ず行いましょう。

ファッションで工夫
自分の顔立ちにあった太いフチの眼鏡、つばのある帽子で誤魔化す方法もあります。急な来客時や、ちょっとコンビニに行く時などに。

その他、つけま付け毛はどうかと質問が出ました。まつ毛が無い状態だと難しいこと、粘着剤の問題、せっかくあるまつ毛も抜ける恐れもある事からあまりオススメはできないそうです。

特別な外出時やデートに、目尻⅓だけカットしたものを付けるのもいいかも知れませんと、提案がありました。

今回お伺いした患者サロン

今回のサロンでは、30分間のセミナーの後1テーブル4、5人のグループに分かれて、実際に眉墨を使い描く時間が設けられていました。入院中の方、退院後の方、これから治療する方、男性の方も一緒に、ワイワイと和やかな雰囲気です。

治療中の方も、眉毛が描けると、お顔が明るく華やかになり、笑顔が出てきます。治療前も眉毛を描くことはしなかったと言う方も、思い切って参加してよかったと仰っていました。実際にオンコロ女子?の中島、赤星も参加しました。似合うー!かわいい!や、こんなアイテムもあったのよ!とコスメを目の前にキャッキャした女子トークは、まさに女子更衣室の様な久々な感覚でした笑

「もうこうなったら、楽しむしか無いのよね〜」「折角だから、女子力とついでに人間力もあげたいわ笑」「検査結果待ちで不安だが、来てよかった」など、談話会としても大切な場であると感じました。

今年度のサロンはまだまだ魅力的な講座があります。
是非足をお運び下さい。

東大患者サロン年間予定
東大病院 がん相談支援センター
協力:外見ケアイベントボランティア 竹内裕美先生、小澤奈知子先生
乳腺内分泌外科・がん相談支援センター 分田貴子先生
参考:「治療による見た目の変化にお悩みの方へ 外見ケアQ&A集〜女性患者さん向け〜」東大病院外見ケアワーキンググループ


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